スズキキャリーのエアコンの風向き切り替え故障
2015/12/03
みなさん、おはようございます。
北九州市八幡西区の車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
日に日に寒くなって、車の中でも暖房を点ける機会が増えてきました。
今日ご紹介するテーマもお車のエアコンに関するテーマです。
今日のテーマは『スズキキャリー、車のエアコン風向き故障』です。
お客様からお問い合わせを頂き、お預かりさせて頂きました。
今日もお客様からのお問い合わせや質問を交えて、ご紹介します。
お車はH24年式スズキキャリーです。
お客様『うちのスズキのキャリーの話で、最近寒いからエアコン点けるんだけど、風向き変わらなくなったんだよね。』
スタッフ『スズキキャリーのエアコンの風向きが変わらないという事ですね。』
『スズキキャリーのエアコンの風向きを切り替えるレバーは、軽くなったりしていませんか?』
お客様『ちょっと軽くなった様な気がするけど、そんなに変わってないと思うけど。』
スタッフ『風向きが変わらなくなった時は、何か折れた様な音はしませんでしたか?』
お客様『運転してたんで覚えてないですね。』
スタッフ『エアコンの故障は風向き切り替えだけですか?』
お客様『そこだけですね、何か故障してますかね?』
スタッフ『風向き切り替えだけですね、ではお預かりして確認させて頂きます。』
スズキキャリーをお預かりして、エアコンの風向き切り替えを確認しました。
確かに、風向き切り替えのみ故障しています。
風量・内外気切り替え・温度・エアコンスイッチは正常です。
こちらのスズキキャリーのエアコンはワイヤー式で、レバーの奥はワイヤーが付いています。
ワイヤーの外れや、ズレがないかを分解して確認します。
まず、パネルを取り外します。
ナビが邪魔になるので引き出して、エアコンのワイヤーの取り付けを確認できる様にします。
ライトで照らして、ワイヤーを確認すると、
ワイヤーが通る管を固定するプラスチックが折れていました。
スズキキャリーのエアコンの風向き切り替え故障の原因は、こちらのプラスチック折れが原因です。
手前のワイヤーはしっかり固定されていますよね。
この管の中にはワイヤーが通っていて、風量・内外気・温度・風向きを切り替える役割をしています。
管が固定されていないと切り替えができない仕組みなので、お預かりしたスズキキャリーの風向きが切り替えられなくなった様です。
部品は一体式なので、
お客様と相談して、今回はレバーASSYごと交換する事になりました。
新品部品は薄いプラスチックのカバーが付いていて、対策されている様な感じですね。
このカバーでどういった対策かは分かりませんが、同じ様な故障は多いのではないかと推測されます。
取り外した故障しているレバーASSYの電球を新品と入れ替えて、
スズキキャリーに組み付けます。
組み付けたら、確認作業です。
しっかり切り替わる様になりました。
今回のスズキキャリーのエアコンの故障は、ワイヤーを固定するプラスチックの折れが原因でした。
H24年式ですので補償も確認しましたが、3年以上経過していてダメでした。
今回のスズキキャリーの様な風向き切り替えの故障以外にも、ワイヤーの不具合でレバーが端まで行かない・最後まで回らない等があります。
寒くなってエアコンを使う機会も増えてきましたので、故障かな?おかしいのかな?と思ったら、お気軽にお問い合わせ下さい。
ありがとうございました。