車のオーディオの電源が入らない
2022/11/19
『車のオーディオの電源が入らなくて困っている』
お客様からお問い合わせを頂きました。
北九州市八幡西区の車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
みなさんのお車のオーディオやナビ等の電装品が、急に使えなくなった事はありませんか?
今日ご紹介するお車は、エンジンをかけてもオーディオの電源が入らないといったご相談でした。
使える様にしたいとの事でしたので、まずはオーディオの電源が入らない原因を点検させて頂きました。
お車はH13年式ダイハツアトレー7です。
お客様はお車のオーディオが使えないので困っており、使える状態にしたいとの事でしたので点検から始めます。
お車のオーディオの電源が入らない原因の多くは
・オーディオ本体の故障
・アース不良
・ヒューズ切れ
・配線不良
です。
今回のお車のオーディオの電源が入らない原因は、どれでしょうか?
では点検を始めます。
まずは簡単なヒューズの点検からです。
車のオーディオ等に関係するヒューズが、赤く囲っている位置に付いています。
外して確認すると
切れていませんね。
Kiligen 80個 12V-24V 標準ヒューズ 車ブレードヒューズ3A 5A 7.5A 10A 15A 20A 25A 30A 35A 40Aヒューズ脱着工具付き-自動車用
次にオーディオの配線やアース不良など、電気関係の点検です。
オーディオを外す為に、パネルを取り外します。
オーディオを外して、裏に付いているヒューズも確認します。
こちらのヒューズも問題ありません。
今度はオーディオまでのアクセサリー電圧の点検です。
ACC(アクセサリー)はキーOFFで0V、問題なし。(下の写真)
ACC(アクセサリー)を飛ばして、キーONで約12V。(下の写真)
しかし、ACCで12Vの電圧がきていませんでした。(ACCはキーONの1つ手前、本来はACCで12V)
このお車にはETCが付いていますが、ETCはACCの位置で正常に約12V来ていて正常に作動しています。
これは問題ありですね。
次にキーOFFの電源電圧(常時電源)を見てみると
13.72Vで正常かと思いきや、1.372Vしかありません。
本来は常に約12V必要です、これは低すぎます。
ACCまでキーを回すと約12Vの電源電圧が来ていました。
サンコスモ 小型デジタルテスター/マルチメーター DT-830B
ここで資料を見ていると、オーディオのバックアップのヒューズがある事に気が付きました。
オーディオの電源電圧も、ラジオのメモリーのバックアップ等に使用しています。
助手席シート下のエンジンルームに、バックアップ用のヒューズが付いています。
オーディオのヒューズは確認していましたが、こちらはまだ見ていませんでした。
確認すると
やはり切れていました。
交換すると電圧も正常になり、オーディオも正常に作動する様になりました。
このヒューズが切れた原因も探したかったのですが、ヒューズ交換後は切れる事もなく正常のままでした。
ですので原因となりそうな、以前付いていたナビの配線・チューナーを取り外して少し様子を見てもらう事にしました。
まとめ
今回のお車のオーディオの電源が入らなかった原因は、ヒューズでした。
しばらく様子を見てもらい、再度確認します。
今回の様にオーディオ等の電装品が悪くなった場合は、まずは点検して、原因の特定が必要です。
オーディオ本体の不良でオーディオ交換が必要なのか、もしくは配線の修理やヒューズの交換で済む場合もあります。
オーディオや電装品でお困りの方は、是非一度お問い合わせ下さい。
ありがとうございました。
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