ミニカH42V(3G83)タイミングベルト交換
おはようございます。
北九州市八幡西区の車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
本日は10万キロが近くなってきた、三菱ミニカのタイミングベルトの交換をご紹介致します。
お車はH18年式三菱ミニカです。
今回は三菱ミニカのタイミングベルト交換と、付随して交換する部品も併せてご紹介します。
では、早速三菱ミニカのタイミングベルト交換をご紹介します。
まずは、冷却水を抜きます。
冷却水を抜いている間に、タイヤを取り外します。
タイヤを取り外したら、ベルトを外します。
このベルトはタイミングベルトではありません。
ベルトを取り外したら、クランクプーリーを取り外します。
クランクプーリーが取れたら、ウォーターポンププーリーを取り外します。
ここまで取り外すと、タイミングベルトのカバーが取り外せます。
ここからようやくタイミングベルトの交換にかかります。
まずタイミングベルトを交換する前に、上死点に合わせます。
上死点はカムシャフトプーリー・クランクのプーリーにマークがあり、ボディにもマークがあり、それを合わせる事で簡単に上死点に合わせる事が出来ます。
これを怠ると、エンジンの点火時期がずれて調子が悪くなり、最悪エンジン内部で部品が干渉してエンジンが壊れてしまいます。
こちらがカム側の合いマーク。
こちらがクランク側の合いマークとオイルポンプの合いマークです。
左がクランクのプーリーです。
クランクのプーリー左側に白くマークが付いていますが、ベルトとプーリーにも合いマークを付けてコマずれを防いでいます。
オイルポンプやカム側にも白くマークしています。
ここまで出来たらテンショナーを外して、タイミングベルトを外します。
新品のタイミングベルトには、交換する前に外したタイミングベルトのマークを同じ位置に付けておきます。
タイミングベルトを交換する前に、ウォーターポンププーリーを交換します。
新品に交換します。
パッキンも忘れずに交換しました。
ウォーターポンプを交換したら、タイミングベルトの交換です。
先程の合いマークがずれないように注意して組み付けます。
組み付ける前に、テンショナーも交換しました。
タイミングベルトを交換したら、後は逆の手順で組み付けます。
タイミングベルト交換は、バッチリです。
最後にサーモスタット、ラジエーターキャップを交換して完成です。
まとめ
今回は、三菱ミニカのタイミングベルト交換でした。
タイミングチェーンも増えてきましたが、タイミングベルトの交換もまだまだ多いです。
今回の交換部品は、タイミングベルト・ウォーターポンプ・テンショナー・サーモスタット・ラジエーターキャップ・冷却水です。
今回はお客様との打ち合わせで交換しませんでしたが、カムシール・クランクシール等も交換しておく方が良いです。
なぜなら10万キロ前後で故障する事が多いですし、なによりタイミングベルトを外さないと交換できない部品です。
タイミングベルト交換後すぐにシールからオイル漏れすると、再度タイミングベルトを外す事になり、発生する工賃ももったいないです。
タイミングベルトに限らず、交換時に同時交換が必要になるものがあります。
その様な場合は、是非いっしょに交換して頂きたいと思います。
無駄な出費を減らし、安心してお乗り頂きたいと思います。
ありがとうございました。
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