スズキエブリィバンドアノブの故障
おはようございます。
北九州市八幡西区の車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
今日は、先日車検でお預かりしたお車の作業です。
今回の作業の他にも排気漏れの修理を行いましたが、そちらは先日ブログにアップしています。
今日のテーマは『車のドアノブのトラブル』です。
お車はH16年式スズキエブリィです。
今回のお車のドアノブの故障は、特に軽自動車のスライドドアで多い事例です。
お預かりの際にお客様から『車のドアノブが壊れているみたいで、外から開けられない』とご相談がありました。
早速、ドアノブを確認したいと思います。
故障しているドアノブは、右後ろスライドドアの外側のドアノブです。
問題のドアノブは感触が軽く、スライドドアが開く気配がしません。
恐らくドアノブの内部が折れているのでしょう、プラスチック劣化による同様の症状は多いです。
内側からスライドドアを開けようとすると、ドアは解除されていますがスライドしません。
何とかスライドドアを開けると、ドアノブが折れた原因が分かりました。
今回のお車のドアノブの故障の原因は、こちらです。
サビによって、リヤドアアッパーアームが固着していました。
この部品はスライドドアを開ける時に、矢印の箇所を支点にして動きます。
奥に付いているローラーが、レールに沿って動く様になっています。
ドアノブの故障は、リヤドアアッパーアームのサビによってスライドドアが開けにくくなり、普段以上の力で開けようとしてドアノブが折れたようです。
ちなみにドアノブを外すとプラスチックが折れていて、付属部品もドア内に落ちていました。
今回のお車のドアノブの故障の原因が分かったので、交換します。
ドアノブだけ交換しても再発しますので、リヤドアアッパーアームも交換します。
交換部品はこちら。
内張りを外したドアに新品のドアノブを取り付けます。
リヤドアアッパーアームも交換します、新品に付け替えるだけです。
スライドドアの開閉を確認して完成です。
まとめ
今回のお車はリヤドアアッパーアームの固着によって、スライドドアのドアノブが折れていました。
リヤドアアッパーアームの固着は、浸透剤をかけて地面に押し付けても、ビクともしませんでした。
またドアノブのプラスチックも劣化しており、折れやすくなっていた事も原因のひとつだと思います。
今回ご紹介したお車以外もドアノブはプラスチック・樹脂である事が多いので、どのお車にも当てはまる事例です。
ドアを開けようとしてもスライドしない・感触がスカスカでドアが開かない、そんな時は是非ご相談下さい。
ありがとうございました。
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