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トーイン調整

    
サイドスリップ測定
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トーイン調整

みなさん、おはようございます。

北九州市八幡西区車検専門店ヤハタ自販株式会社です。

今日は足回りの作業についてご紹介します。

運転中や歩行中に、明らかにタイヤがハの字になっている車を見かけた事はありませんか?

あれは鬼キャン(キャンバー)と言われるものですね。

キャンバーの他にいくつか足回りに重要な角度が付けられていますが、これは安全に走行する為にとても重要なものです。

今日のブログの内容は、キャンバーと共に足回りで重要なトーインというものです。

今日のテーマはトーイン調整、タイヤの偏磨耗は足回り不良のサイン』です。

お車はH23年式ホンダフィットです。

今回トーイン調整をしましたが、トーインを調整すると燃費が良くなりタイヤが長持ちするといったメリットがあります。

 

今回トーイン調整が必要だったのは、以前に事故をしたと言っていたので、その影響だと思われます。

お問い合わせを頂き、お車の症状を伺うと

『1ヶ月前にタイヤを交換したが、もうタイヤが減っている』

という事でした。

実際のタイヤがこちらです。

タイヤ偏磨耗

交換から1ヶ月でタイヤの左側が磨耗して、スリップサインがもう少しで出そうになっていました。

明らかに偏磨耗しています。

サイドスリップをテスターで測定すると、トーインの数値がずれていました。

サイドスリップ測定

タイヤの偏磨耗は、
トーインの過大が原因でした。

トーインとは、車を上から見てタイヤの前端が後端の距離よりも短くなっている状態を言います。

簡単に言うと、上から見てタイヤがハの字になっているという事です。

トーインが狂うと

・直進方向に抵抗が生まれ、転がり抵抗が増し、燃費が悪くなる。

・タイヤが偏磨耗して、タイヤの交換サイクルが早くなる。

といった症状が出ます。

トーイン調整の作業は、タイロッドという部品を調整します。

タイロッド

今回はトーインになりすぎていたので、タイロッドを少し縮めてトーインを調整します。

タイロッド調整1

タイロッド調整2

テスターでサイドスリップを見ながらトーインを調整をして、トーインの数値を基準値まで調整しました

タイヤをローテーションしてしばらく乗ってもらい、様子をみてもらいます。

今回はトーイン調整が必要で、トーインが過大でタイヤが外減りしていました。

逆にトーアウトだとタイヤが内減りします。

 

今回のトーイン調整は、事故でアライメントが狂い、調整が必要になったと思われます。

正確に言うと、足回りの部品が少し曲がっていました。

修理となれば、
足回りの部品の交換が必要でした。

調整でしてほしいとの事だったので、何とか基準値まで調整しました。

 

トーインやキャンバー等のアライメントは、事故や縁石に軽く当てたりしても狂う場合があります。

心当たりのある方や長くお車に乗っている方は、1度アライメントを見てもらい、調整した方が良いかもしれません。

 

今回のフィットの場合だと、トーイン調整で

・直進性が上がり、燃費が良くなる。

・タイヤの偏磨耗がなくなり、タイヤの交換サイクルが長くなる。

といったメリットがあります。

トーインなどのアライメントの狂いは、症状がタイヤに出る事が多いです。

まずは定期的な点検などで、タイヤの状態を把握する事が大事だと思います。

タイヤの異常磨耗などに気付いたら、まずはお問い合わせ下さい。

ありがとうございました。

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