三菱コルトのタイミングベルト交換
おはようございます。
北九州市八幡西区の車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
梅雨入りして、ジメジメとした暑さが続いていますね。
工場内は、例年のごとくサウナ状態です。
皆さんも水分・塩分を摂って、熱中症に注意されて下さい。
さて、今日ご紹介するテーマは『10万キロ毎に必要、三菱コルトのタイミングベルト交換作業』です。
ご紹介するお車は、H15年式三菱コルトです。
10万キロに近づくと、交換して頂きたいのがタイミングベルト。
タイミングベルト駆動のお車にお乗りの方は、一度は聞いた事があるかと思います。
そもそもなぜタイミングベルトは、10キロ毎の交換が必要なのかご存知でしょうか?
タイミングベルトと言うだけあって、エンジン内部のバルブや点火時期のタイミングを適切にし、部品を作動させる役割をしています。
タイミングベルトが切れると、内部の部品の作動するタイミングがずれ、エンジン内部で部品が衝突し、深刻な損傷を起こします。
実際にタイミングベルトが切れて、エンジン内部から部品が突き破って出ていた車もありました。
その他、高速走行中には、火災に繋がる事もある様です。
また、エンストするのでパワステが効かない・ブレーキが効きづらいといった症状もあるので大変危険です。
では、三菱コルトのタイミングベルト交換を行います。
交換する部品はこちらです。
左からタイミングベルト・プーリー・テンショナー・オートテンショナーです。
まずはファンベルト等のベルトを外し、ベルトが掛かっていたプーリーを全て外します。
プーリーを取り外して、タイミングベルトカバーを取り外します。
古いタイミングベルトをはずす際に、合いマークを合わせて取り外します。
これを合わせていないと、最悪の場合内部で部品が衝突します。
念のために、タイミングベルトにもマークをしておきます。
新品のタイミングベルトに交換して、プーリー・テンショナーを新品に交換します。
最後にオートテンショナーを交換します。
ピンを引き抜くと、タイミングベルトを張る様になっています。
あとは元通り組み付けて、完成です。
まとめ
今回は、三菱コルトのタイミングベルトと付属品を交換しました。
できればタイミングベルト交換時に取り外せるウォーターポンプや、冷却水の通り道に付いているサーモスタッドも同時交換するとより良いです。
今回はお客様と相談の上、最低限での作業でした。
タイミングベルトの交換時期は、10年10万キロが目安です。
入庫した車で最も早くタイミングベルトが切れたのは、約7万キロのお車でした。
オイル管理が悪く、パッキンなどから漏れたオイルがタイミングベルトに付いていました。
オイル漏れやエンジンオイル等を交換していないお車は、10年10万キロよりも早く切れる可能性があるのでご注意下さい。
ありがとうございました。
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