三菱ekワゴンタイロッドエンドブーツ交換
みなさん、おはようございます。
北九州市八幡西区の車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
シルバーウィークが始まりましたね。
連休中は天気も良さそうで、絶好のお出掛け日和になりそうです。
運転に十分注意して、楽しいシルバーウィークをお過ごし下さい。
さて、今日ご紹介するテーマは『タイロッドエンドブーツの交換』です。
お車にはブーツやブッシュなどゴム製品が付いています。
車検や点検時に、破れているのをよく見かけます。
今回は車検でお預かりした際に、タイロッドエンドブーツの破れがあったので、交換する事になりました。
お車はH13年式 三菱ekワゴンです。
今回もお客様の質問などを交えながらご紹介します。
スタッフ『車検に通らない箇所があったので確認お願いします。』
お客様『何か悪いとこあった?』
スタッフ『はい、タイロッドエンドブーツというゴムのブーツが破れていました。』
お客様『前にひび割れがあるって言いよったとこ?』
スタッフ『そうですね、タイロッドエンドブーツが破れていたら、交換が必要なんですよ。』
お客様『そっか、でも何で交換が必要なんですか?』
スタッフ『はい、タイロッドエンドは、中にゴミや水が入らない様、ブーツで保護しています。』
『ブーツが破れて、サビで腐食すると、タイロッドが抜け落ちて、ハンドル操作が効かなくなる恐れがあるので交換が必要なんです。』
お客様『危ないから替えないといけない訳ね、じゃあ交換して下さい。』
スタッフ『はい、分かりました。』
では、タイロッドエンドブーツを交換します。
写真ではタイロッドエンドブーツは破れていない様に見えますが、
実際は破れています。
古いグリスをきれいにふき取って、新しいグリスを注入します。
グリスを詰め替えたら新しいタイロッドエンドブーツを取り付けます。
タイロッドエンドブーツを交換したら、組み付けます。
取り付けのナットはロックナットですので新品に交換します。
左右共にタイロッドエンドブーツが破れていたので、反対側も交換して完成です。
今回はタイロッドエンドブーツが破れていたので交換になりました。
緊急時にハンドル操作が効かなくなると危険なので、たかがブーツですが重要な部品です。
タイロッドエンド以外にもロアアームやステアリングラックにも同様のブーツが付いています。
ロアアームブーツはタイロッドエンドブーツ同様、破れている事が多いので交換する事も多いです。
タイロッドエンドブーツはゴム製品ですので、どうしても経年劣化でゴムが劣化します。
定期的にオイル交換時や点検で確認して、破れていた場合は腐食しない様、お早めの交換をお勧め致します。
ありがとうございました。