スバルレガシィのパワステポンプからの異音
『異音が出ているので見て欲しい』
お客様からお問い合わせを頂きました。
異音は走行中に出ていて、『ウァーン』『ギャーン』という異音との事でした。
おはようございます。
北九州市八幡西区の車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
今日ご紹介するテーマは『パワステポンプの異音』です。
お車はH15年式スバルレガシィです。
走行距離が20万キロを超えていますが、きれいにされていて、かっこいいですね。
まずはスバルレガシィの異音が、どこから出ているのかを確認しました。
お客様にも異音を確認していただく為に助手席に乗ってもらい、工場から出ようとすると『ウァーン』と異音がします。
異音はエンジンルームからの様です、前後に動かしても異音はでません。
試しにハンドルを切ってもらって動かすと、『ウァーン』『ギャ-ン』と異音がします。
エンジンカバーを取り外して異音の出所を探ると
パワステポンプから異音がしていました。
今回のスバルレガシィの異音は、パワステポンプが原因でした。
パワステポンプは、パワステオイルが滲んで汚れています。
スバルレガシィのパワステポンプ異音の原因かもしれませんね。
パワステオイルはHIーLOWのちょうど真ん中辺りでした。
パワステポンプの異音は、オイル漏れ以外にもベアリングが原因の場合もあります。
スバルレガシィの異音の出所がパワステポンプと分かったので、お客様とご相談をしました。
パワステポンプの新品・リビルト・中古を使用するのか、又パワステポンプのみ・ホースまで交換するのかも打ち合わせをしました。
今回は異音の原因のパワステポンプをリビルト品で交換、ホースは換えず、ガスケットを交換する事になりました。
では、スバルレガシィのパワステポンプを交換します。
先程もお見せしましたが、スバルレガシィのパワステポンプの位置はこちら。
まずは、パワステポンプに掛かっているベルトを取り外します。
パワステオイルを抜いて、パワステポンプに付いているホースとパイプを取り外します。
やはりホースは劣化してカチカチでした、今回は再使用です。
パワステポンプのブラケットを固定するボルトを取り外すと、パワステポンプがブラケットごと外れます。
漏れたパワステオイルで汚れています。
プーリーは再使用なので、分解します。
リビルトのパワステポンプと交換します。
ブラケット・プーリー・エンジンはパワステオイルで汚れていたので、きれいに清掃しています。
新品のパワステポンプを、ブラケットに組み付けます。
パワステポンプを車両に組み付け、ホースやパイプを組み付けます。
ガスケットは新品に交換です。
コネクターやベルトを、元通りに組み付けます。
最後にパワステオイルを補充し、パワステポンプのエア抜きをして完成です。
まとめ
今回はスバルレガシィのパワステポンプを、異音が原因で交換しました。
パワステポンプ交換後にスバルレガシィを試乗しましたが、異音は消えていました。
取り外したパワステポンプを回したり引っ掛かりがないか確認しましたが、手動ではきれいに回っていました。
異音の原因がパワステオイル漏れかベアリングか、原因ははっきり分かりませんでした。
今回パワステポンプとパイプガスケットを交換しましたが、今回交換していないホースも交換しておく方が良いです。
パワステオイル漏れが原因であれば、ホースからの滲みで起こる場合もあるからです。
今回は交換していませんので、後日確認させて頂きます。
20万キロ走行していますがまだ乗りたいとの事でしたので、パワステポンプの異音を解消できてよかったです。
ありがとうございました。
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