スバルレガシィハブベアリング異音
おはようございます。
北九州市八幡西区車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
今日ご紹介するテーマは『スバルレガシィのハブベアリング異音』です。
お車はH15年式スバルレガシィツーリングワゴンです。
弊社のハブベアリング交換のブログを見て、お問い合わせを頂きました。
症状をお伺いすると
・60km/hを超えると異音がする。
・異音はゴーゴーという音。
・ハンドルを左に切ると、異音が止まる。
というものでした。
今回もお客様のお問い合わせを交えながら、ハブベアリングの交換をご紹介します。
お客様『走行中に異音がするんですが、そちらで見てもらえますか?』
スタッフ『ありがとうございます、異音はどんな異音ですか?』
お客様『60km/h位で、ゴーという異音がします。』
『調べてみたんですが、ハブベアリングの交換が必要ですかね?』
スタッフ『走行中のゴーという異音は、ハブベアリングの異音に似ていますね。』
お客様『あとハンドルを左に切ると、異音が消えます。』
スタッフ『右に切っても、異音は消えないですか?』
お客様『はい、左に切った時だけです。』
スタッフ『ありがとうございます、ではお預かりして点検させて頂いてもよろしいですか?』
お客様『お願いします。』
お客様と一緒に試乗をして、異音を確認しました。
確かに60km/h位でゴーという異音がしました。
右に車線変更しても音は消えず、左に車線変更すると、その間は異音が消えました。
ハブベアリングの異音は、負荷が抜けると異音が消えます。
今回は左にハンドルを切ると、音が消えます。
ハンドルを左に切ると、遠心力で反対の右側に負荷がかかります。
ですので、左にハンドルを切って音が消えるという事は、左のハブベアリングから異音が出ているという事です。
リフトに上げて確認します。
すると、左前のハブベアリングに大きなガタがありました。
左前のハブベアリングが悪くなっています。
お客様と相談して、今回はフロントのハブベアリングを左右とも交換する事になりました。
交換するハブベアリングはこちらです。
ではハブベアリングを交換します。
まずタイヤを外して、ブレーキの部品を取り外します。
ここまで取り外すと、ハブベアリングが出てきます。
ボルトを取り外して
プーラーで古いハブベアリングを取り外します。
外れたら新品のハブベアリングに交換します。
ハブベアリングを交換したら、規定のトルクでハブを締め付け、ブレーキの部品を組み付けて試乗です。
ハブベアリングを新品に交換した後は、異音は解消されました。
まとめ
今回は走行中の異音で、左右のハブベアリングを交換しました。
実際に外したハブベアリングを手で回してみると、両方異音がありましたが左のハブベアリングの方が感触も異音も大きかったです。
片方のハブベアリングだけ交換していたら、異音は止まっていなかったかもしれませんね。
お客様も異音が気になっていらっしゃったので、喜んで頂けてよかったです。
遠方よりご来店頂き、ありがとうございました。
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