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タイヤエアバルブ交換の重要性

    
エアバルブ交換
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タイヤエアバルブ交換の重要性

 

みなさん、おはようございます。

北九州市八幡西区車検専門店ヤハタ自販株式会社です。

 

今日ご紹介するテーマはタイヤ交換時には必須、エアバルブ交換です。

今回ご紹介する内容は、タイヤでもスペアタイヤについてです。

 

トランクの中に眠ったままで、使った事・見た事がない方もいらっしゃるかもしれませんね。

最近ではパンク修理キット搭載の車が増えて、スペアタイヤが付いていない車も増えてきました。

頻繁に使うものではないので、ついつい見落としがちです。

 

スペアタイヤは点検時に確認するのですが、お預かりしたお車のスペアタイヤのエアバルブが劣化していたので、みなさんにご紹介します。

お車はH16年式ホンダ アクティです。

ホンダアクティ

12ヶ月点検でお預かりして、一通り点検してスペアタイヤの空気圧を調整している時でした。

スペアタイヤに空気を入れてもシューシューと音がして、ゲージが上がりません。

エアバルブにしっかりゲージが刺さっていないのかと思い、ゲージを付け直しましたが、やはりシューシューと音がします。

ライトで照らしエアバルブを確認すると、大きくひび割れが入っていました。

 

実際にスペアタイヤを取り外してエアバルブを確認すると、軽く押しただけでエアバルブがポロッと折れました。

エアバルブ交換

スペアタイヤは10年間交換されていません。

スペアタイヤを交換する事は、ほぼ無いかと思います。

 

しかしスペアタイヤが必要な時にこの状態だったら、困りますよね。

 

エアバルブを新品に交換して、

エアバルブ交換後

スペアタイヤも10年未交換でしたので、一緒に交換する事になりました。

スペアタイヤ交換

スペアタイヤを所定の位置に収めて、完成です。

交換後

 

今回お預かりしたお車は業務で使用していて、パンクがあった時にはスペアタイヤがないと業務に支障をきたします。

定期的にご入庫頂いているので、今回のエアバルブにもすぐに気づく事ができました。

 

タイヤメーカーでもタイヤ(スペアタイヤも含む)は、タイヤの溝が残っていても5年で点検、10年経ったら交換と推奨しています。

今回のお車のスペアタイヤも10年経過していて、交換時期になっています。

通常、年間1万キロ走っている車のタイヤでしたら劣化する前に5年も持たないので交換しますが、スペアタイヤは見落としている事が多いです。

使いたい時に限って、スペアタイヤが使えない・空気が入っていない事は、よくありますからね。

 

最後にスペアタイヤの注意点をご紹介したいと思います。

たまにスペアタイヤのままで走行している車を見かけます。

スペアタイヤは通常のタイヤに比べて耐久性も劣るので危険です。

 

速度は80km/h以下、走行距離も100kmまでです。

そして、4駆の車にはスペアタイヤをつける位置が決まっているものがあります。

無視して取り付けると出火します。

実際にスペアタイヤを指定されている場所以外の位置に取り付けて、車が全焼しています。

必ず説明書に目を通して下さい。

 

できれば、ハンドル操作に関係のないリヤにスペアタイヤを付けて頂きたいです。

上記にもある様に、通常のタイヤより強度・耐久性も劣るので、何かあった時にハンドルを取られてしまいます。

すぐに新しいタイヤに交換できないなどの理由がある場合には、スペアタイヤはできるだけリヤタイヤに付けて下さい。

 

今日から3連休に入ります。

お出掛けの前にスペアタイヤの空気圧など、お車のチェックをして、何かあった時に備えて頂きたいと思います。

ありがとうございました。

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