スバルインプレッサシフトレバーが固い原因
みなさん、おはようございます。
北九州市八幡西区の車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
さて、今日ご紹介するテーマは『スバルインプレッサシフトレバーが固い原因』です。
お客様からお問い合わせを頂き、お預かりさせて頂きました。
お車はH19年式スバル インプレッサです。
今回もお客様の質問などを交えながら、シフトレバーの不具合についてご紹介します。
お客様『すいません、最近シフトレバーを動かす時に、動きがすごく固くなったんですよね。』
スタッフ『シフトレバーの動きが固くなったという事ですね、シフトレバーを全く動かせないという訳ではないんですよね?』
お客様『はい、シフトレバーは動きますが、固いです。』
スタッフ『ありがとうございます。』
『シフトレバーが固いのは決まった箇所だけですか?それとも他の箇所もすべて固いですか?』
お客様『決まった箇所だけ固いです。』
スタッフ『ありがとうございます、シフトレバーをどこに入れる時に固いですか?』
お客様『Pのところだけです、シフトレバーをPに入れるのもPから動かすのも固いです。』
スタッフ『ありがとうございます、ではお預かりして確認させて下さい。』
お客様『分かりました、お願いします。』
お車をお預かりして、シフトレバーを確認させて頂きました。
確かにシフトレバーがPから動かすと、動きが固いです。
まずは、シフトレバー周辺を分解して確認したいと思います。
シフトレバーの持ち手を外して、
ドリンクホルダー・センターコンソールを外します。
カバーを取り外して、
PやDなど書いているカバーを外すと、
薄い樹脂の部品が出てきます。
この部品を取り外すと、
矢印のプレートが明らかに外れて、ずれています。
こちらの部品です。
白く点々になっている所は接着剤の跡で、接着剤が取れてこのプレートが固定できていませんでした。
このプレートを外して、シフトレバーを動かしてみると、
スムーズに動きます。
シフトレバーの動きが悪い原因は外れたプレートが原因です。
プレートがずれて、Pへ出し入れする際にシフトレバー動きの邪魔をして、シフトレバーの動きが固くなっていた様です。
交換するとなると外れたプレートのみで部品がないので、こちらの部品を交換しないといけません。
メーカーに問い合わせると、外れたプレートに特に役割は無く、付いていても付いていなくても問題ないとの事でした。
メーカーでもよくある事例だそうで、部品交換せずプレートを外して、お引渡ししている様ですね。
あとはプレートを外して、他の部品を組み付けてお引渡ししました。
お客様も心配していたので、部品交換がなくて安心されていました。
今回のシフトレバーの事例はメーカーでも多いみたいで、部品を調べる際も部品が変わっていたので、恐らく対策されているのではないかと思います。
最初は気のせいかもと言っていましたが、気のせいかもという事で確認すると、実際に不具合があった事も多々ございます。
気のせいでも構いませんので、お気付きの点がございましたらお気軽に申し付け下さい。
ありがとうございました。