ベアリング 寿命

ベアリングの寿命

2016/10/03

 

おはようございます。

北九州市八幡西区車検専門店ヤハタ自販株式会社です。

 

今日は点検でご入庫の車が『走行中の音がうるさい』との事でお預かりしたのでご紹介します。

今日ご紹介するテーマは『ハブベアリングの異音と寿命です。

お車はH10年式トヨタスターレットです。

トヨタスターレット

新車から18年目で、走行距離は12万キロを過ぎたお車です。

今回のお車も長期・長距離使用のお車ですね。

今回はお客様の質問を交えながら、ベアリングの異音と寿命についてご紹介します。

 

スタッフ『今からお車を点検しますが、何か気になる所はありますか?』

お客様『そういえば、最近車の音が大きくなって気になるんですよね。』

 

スタッフ『お車の音はどんな音でしたか?』

お客様『ゴロゴロ言ってるみたいなんです。』

 

スタッフ『そのゴロゴロという音は、前と後ろどちらから出ているか分かりますか?』

お客様『後ろの方から聞こえる様な気がします。』

 

スタッフ『いつも音は出ていますか?』

お客様『よく音が出ていますが、たまに音が出ない時もあります。』

 

スタッフ『ハンドルを切ると、音が小さくなったり、大きくなったりしませんか?』

お客様『そこまでは覚えてないですね。』

 

スタッフ『ではお預かりして、確認させて頂きます。』

お客様『お願いします。』

 

まずは、スターレットの試乗からです。

お客様のお話の様に、異音が出ているのかを確認します。

 

確認すると

・スピードを上げると、スピードに比例して異音が大きくなる。

・ハンドルを左に切ると、異音が多少小さくなる。

・車両後方から異音が聞こえる。

といった症状が確認できました。

 

上記の症状からハブベアリングが怪しいと判断し、そちらから点検する事にしました。

 

まずはお車をリフトに上げて、タイヤのガタを点検しました。

ガタはリヤタイヤ左右ともありましたが、右リヤタイヤを回すと、引っかかりやゴリゴリとした感触がありました。

 

タイヤを外して、ハブベアリングの点検です。

右リヤドラムブレーキ

ドラムブレーキ中央のカバーを外して、ナットを外すとハブベアリングが取り出せます。

リヤハブベアリング

ベアリングを外して、手で回してみると、ゴリゴリとした感触が手に伝わってきます。

ベアリング点検

左リヤハブベアリングには、上記の様な症状はありませんでした。

今回の異音は、リヤハブのベアリングが原因でした。

 

原因が分かったので、ベアリングを交換します。

今回は予防も兼ねて、左右のリヤハブベアリングを交換します。

 

では、ベアリングを交換します。

ベアリングはインナー・アウターがあり、先程の取り外したベアリングはアウター(タイヤ側)のベアリングです。

 

インナー・アウターのベアリング、ベアリングのカラー(下の画像の取り外したリング状の部品)、オイルシール(右端の部品)を取り外します。

オイルシール取り外し

取り外し部品

新品部品はこちらです。

新品ベアリング

下の部品は、取り外したベアリングです。

ベアリングを取り付ける前にはグリスをしっかり注入して、焼き付かない様にします。

 

ドラムブレーキ側は、古いグリスを

ドラム側グリス

きれいに清掃して、新しいグリスを注入します。

グリス注入

そしてベアリングを圧入します。

ベアリング圧入

全てのベアリング、カラー、オイルシールを交換したら元通り組み付けます。

ドラム取り付け

割りピン取り付け

カバーにもグリスを入れて取り付ければ、作業は完成です。

カバー取り付け

ベアリング交換後、試乗しましたが異音は無くなりました。

 

まとめ

今回は、ベアリングの異音と寿命についてご紹介しました。

ベアリングの寿命は実際の使用によって変わるので、お車によって変わります。

早い方は、5万キロ程で異音が出たお車もありました。

 

今回の様な長期・長距離使用のお車は、ベアリングの不具合が多くなってきます。

またお車に荷物を多く乗せる・貨物車などは、過積載が原因でベアリング等を痛めます。

最大積載量をしっかり守る事が大事ですね、ご注意下さい。

ありがとうございました。

車検予約専用ダイヤル

こちらのフリーダイヤルは車検予約専用です、お問い合わせの方は093-631-1104までお問い合わせ下さい。

-ベアリング 寿命
-, , , ,