三菱ekワゴンオイル漏れの原因は?
おはようございます。
北九州市八幡西区の車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
今日ご紹介するテーマは『ekワゴンオイル漏れの原因は?』です。
お車はH13年式三菱ekワゴンです。
ではオイルシールの交換についてご紹介します。
今回のお車の症状は、オイル漏れです。
エンジンオイルが漏れて、駐車場にエンジンオイルが漏れた跡が残っていたようです。
お客様からお話を聞いてお預かりし、早速リフトに上げて確認させて頂きました。
するとオイルパン付近が湿って、漏れたエンジンオイルが雫になっていました。
漏れは水溜りのようになるわけではありませんが、走行後には雫が落ちてくる状態です。
今回のエンジンオイル漏れの原因はこちら。
オイルポンプのオイルシールが原因でした。
年式が古くなったり走行距離が多くなると劣化して、オイルが漏れる部品です。
ではオイルシールの交換の様子をご紹介します。
今回交換するオイルシールは、タイミングベルトを取り外さないと交換が出来ません。
タイヤを取り外して、カバーを取り外します。
カバーを外してタイミングベルトカバーを確認すると、ボルト穴などが湿ってオイル漏れの跡が残っています。
ファンベルトを取り外し、ウォーターポンプやクランクのプーリーを取り外します。
これでタイミングベルトカバーが外せる状態です。
タイミングベルトカバーを外すと、こんな感じです。
右下のプーリーの所がオイルポンプになります。
ここまで外して清掃、組み付け、試乗、分解してオイル漏れを確認しました。
漏れはこのオイルポンプのオイルシールで間違いありません。
タイミングベルトは完全に外さずにずらして、オイルポンプ取り外しました。
ここまで取り外したらオイルシールの交換です。
古いオイルシールを取り外します。
オイルシールが取れたら、新品のオイルシールを取り付けます。
軽く叩くとすんなり入りました。
ボディー側のガスケットも交換します。
こちらもオイルシール同様劣化しますので交換します。
あとは元通り組み付けて完成です。
まとめ
今回はオイル漏れでオイルシールを交換しました。
オイルシール交換後は、エンジンオイルはしっかり止まりました。
今回はオイルポンプのオイルシールからでしたが、他にもオイルシールは付いていてオイル漏れが起こります。
タイミングベルトカバー内のクランクオイルシールやカムシャフトオイルシールなどがあり、同様の症状が出ます。
タイミングベルト交換時に同時交換が基本になるので、タイミングベルト交換時には一緒に交換しておくほうが良いです。
オイル漏れの量が多いとエンジンにダメージを残すことになりかねません、交換時期がきたらお早めの交換をお勧め致します。
ありがとうございました。
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