三菱ミニキャブバンデフオイル漏れ修理
2021/11/14
『ミニキャブがオイル漏れしているので見て欲しい』
お客様からお問い合わせを頂きました。
今日はミニキャブをお預かりして、どこからオイル漏れしているのか点検します。
こんにちは。北九州市八幡西区の車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
今回のお車はH18年式三菱ミニキャブです。
今回も実例を基に、三菱ミニキャブのデフからのオイル漏れをご紹介します。
♦三菱ミニキャブのオイル漏れ点検
♦三菱ミニキャブのオイル漏れ修理
♦三菱ミニキャブの注意点
♦三菱ミニキャブのオイル漏れ点検
三菱ミニキャブをお預かりする時にどこからオイル漏れしているのかお聞きすると、後ろからとの事でした。
ミニキャブのエンジンは前にあるので、エンジン関係のオイル漏れではなさそうです。
ミニキャブをリフトに上げて確認すると、デフからオイル漏れしていました。
赤い矢印の箇所からオイル漏れを起こしています。
黄色の矢印はしずくで、これでは駐車場にもオイル漏れの跡が残っているはずです。
デフのオイル漏れの箇所には、デフのオイルシールが付いています。
三菱ミニキャブのオイル漏れの原因は、デフのオイルシールが原因でした。
♦三菱ミニキャブのオイル漏れ点検
それでは三菱ミニキャブのデフのオイルシールを交換します。
まずミニキャブのデフオイルを抜きます。
デフのオイル量は少なくなっていて、かなり汚れていました。
デフのオイルを抜いたら、プロペラシャフトを外します。
デフのコンパニオンフランジ、中央のロックナットを外すと、デフのオイルシールが出てきます。
オイル漏れの原因の部品です。
新品のデフのオイルシールに交換します。
あとは元通りに組み付けて、デフのオイルを入れて
完成です。
デフのオイルシール交換後は、オイル漏れはなくなりました。
♦三菱ミニキャブの注意点
今回の三菱ミニキャブのデフからのオイル漏れは、デフオイルシールが原因でした。
デフのオイルシール自体の劣化もあると思いますが、過積載の為オイル漏れを起こした可能性が高いです。
お客様にお話を聞くと、工業系の業務で使用していて、重い荷物を大量に載せることがあるそうです。
軽自動車のデフのオイル漏れや異音は、過積載の車に多い症状です。
ハコバンタイプの車は、たくさん荷物を積みたくなりますよね。
以前もブログでデフ交換をご紹介しました。
今回の様なデフのオイルシールからの漏れではありませんでしたが、オイル漏れによってデフから異音がしていたという内容でした。
オイル漏れで食い止めていればデフのオイルシール交換で済みますが、デフやデフ玉交換になると高額になってしまいます。
今回の三菱ミニキャブも放置していたら、デフ交換になっていたかもしれませんね。
トラックやハコバンなどの過積載にはお気を付け下さい。
ありがとうございました。