三菱デリカD5のエアバッグ交換、リコール対策作業
おはようございます。
北九州市八幡西区の車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
今日ご紹介するテーマは『デリカD5のエアバッグのリコール』です。
お車はH23年式三菱デリカD5です。

今回のデリカD5のエアバッグのリコール箇所は、運転席のエアバッグインフレーターです。

リコール対策で交換するエアバッグインフレーターはこちらです。

先程のハンドル中央の内側にこのエアバッグインフレーターが付いています。
では早速デリカD5のエアバッグのリコール対策作業をご紹介致します。
まずは、エアバッグが誤作動しない様にバッテリーのマイナス端子を取り外します。

エアバッグの誤作動を防止したら、エアバッグとホーンのカプラーを取り外します。

エアバッグのカプラーを取り外したらハンドルの中央部分を取り外します。
左右にボルトが付いているので取り外し、

ハンドルの中央部分を取り外します。

この裏にリコール箇所のエアバッグインフレーターが付いています。
樹脂製のステーや配線やナットなどを外し、

ナットを取り外すと、リコール対策前のエアバッグインフレーターが取り外せます。

リコール対策前のエアバッグインフレーターとリコール対策済みのエアバッグを比べてみました。

右がリコール対策前、左がリコール対策済みですが見た目はほぼ変わりませんね。
では、リコール対策済みのエアバッグインフレーターを組み付けます。

リコール対策済みのエアバッグインフレーターを規定のトルクで締めて、ステー等も組み付けます。

あとはハンドルに戻して、取り外したボルトやカプラー・バッテリー端子を戻して完成です。
まとめ
今回はデリカD5のリコール対策作業で、運転席エアバッグインフレーターの交換を行いました。
リコールで交換したエアバッグは、弊社のブログでもご紹介した事のあるタカタ製のエアバッグです。
タカタ製のエアバッグについての過去のブログはこちらをクリック
異常破裂で金属片が飛び散り、それが原因で死者も出ています。
今でもエアバッグのリコール対象車種が増えていて、お客様の中でもかなりの方がリコールの対象になっているのではないでしょうか。
リコールは設計や製造段階が原因の不具合です。
しかしその不具合が原因で事故などに繋がる場合も十分考えられます。
もしリコールの案内が来ていてリコール対策作業をされていないという方がいらっしゃいましたら、年末年始トラブルがない様お早めの対策作業をお勧め致します。
ありがとうございました。

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