三菱ekクロスソナーの誤作動その原因は?
おはようございます。
北九州市八幡西区の車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
今日ご紹介するテーマは『ソナーの誤作動、三菱ekクロス編』です。
この車両は令和2年式の三菱ekクロスです。
障害物が何もない状態でも低速走行中にソナー(コーナーセンサー)が勝手に鳴ってしまう事があると言う事でお預かりしました。
お客様のお話しによると、特に雨が降る日、停止する直前から何度も左右のソナーが鳴ってしまうと言う事です。
さっそくメーカーに連絡して、今までこのような事例があったか聞いてみると、ekクロスのソナーの誤作動が多く対策部品が出ていると言う事でしたので、部品を取り寄せて交換することにしました。
ekクロスソナー対策部品(新旧)比較
送られてきたソナーの対策部品がこちらの写真です。
この部品はソナーを固定するための部品で、ベゼルと言うものです。
上がソナーの不具合の原因となっていたベゼルで、下が今回対策品として供給されたベゼルです。
よくみると対策品のベゼルの上部に傘の役割をしている部分がありますね。
ekクロスソナー対策部品交換手順
ではさっそく交換作業に進みます。
まずは、左右のフロントタイヤをインパクトを使って取り外します。
次に、フェンダー、バンパー周辺のライナーを取り外します。
取り外した写真がこちらです。
こちらは車両右側の写真。
中央にソナーがありますね。
今回は、このソナーの取り付け部分のベゼルを交換する事になります。
まずは、ソナーからカプラーを外します。
次はソナーを取り外します。
やっとこれで、ベゼルを取り外す準備が出来ました。
ここからクリップリムーバーを使い両面テープを剝がしながらベゼルを取り外します。
こちらの写真は左側のソナーベゼルです。
ソナーベゼルを外すと両面テープの跡が残ってしまいました。
パーツクリーナーとウエスを使い残った両面テープを剥がしてきれいにした写真がこちらです。
次に対策品のソナーベゼルとソナーの位置を決めてしっかりと取り付けます。
あとは、コネクターを取り付け、ライナーを元に戻して、タイヤを取付けて完成です。
まとめ
今回は、ソナーの不具合から、ベゼルを交換しました。
お客様には、普段車を使っていただき不具合が無いか様子を見ていただくことになりました。
全国的にソナーの不具合事例が出て、メーカーも対策品を準備していましたので、無償交換となった事が良かったなと思いました。
単純にソナーの不具合と言っても、ソナー自体が悪いのか取付状態が悪いのか、原因は様々ですので、不具合がある場合はメーカーに問い合わせしたほうが良いと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。