スズキMRワゴンMF21Sの異音、ベルト鳴きに似ていますが・・・。
おはようございます。
北九州市八幡西区の車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
今日ご紹介するテーマは『スズキMRワゴンMF21Sの異音、ベルト鳴きに似ていますが・・・。』です。
お車はH14年式スズキMRワゴンです。

スズキMRワゴンの異音
スズキMRワゴンの異音は、エンジンルームから出ています。

スズキMRワゴンの異音は、ベルト鳴きの様に『キュルキュル』といった異音が出ています。
当然ベルトの劣化や張りが足りてないのだろうと思いベルトの張りを再調整しましたが、それでも異音は収まりませんでした。
ベルトのひび割れも全く無い状態でベルトの張りも問題ありませんでした。
スズキMRワゴンの異音の点検
ではスズキMRワゴンの異音の点検を行います。
ベルトの再調整は行いましたが異音は収まりませんでしたので、ベルトがかかっているプーリーの点検をします。

まずは手前のクーラーベルトを取り外してエンジンをかけました。

結果は、変わらず異音が出ていました。
次にエンジンをかけたままの状態で、残っているプーリーの異音を確認しました。
この様な聴診器で異音が出ていないか対象物に当てて確認します。


結果は、こちらのウォーターポンププーリーから異音が出ていました。

写真はファンベルトまで外している状態ですが、この状態で手でウォーターポンププーリーを回すと『キュルキュル』といった異音が出ていました。
今回のスズキMRワゴンの異音の原因は、ベルトではなくウォーターポンププーリーからの異音でした。
ウォーターポンプの交換作業
ではスズキMRワゴンの異音の原因であるウォーターポンプを交換します。
部品はこちら。

まずは冷却水を抜きます。

冷却水を抜いたら、ウォーターポンプに繋がっているホースも取り外します。

ホース内に残っている冷却水が顔にかからない様に注意して下さいね。
ホースを外したらエアコンコンプレッサーをずらします。

コンプレッサーをずらすと、取り付けのボルトが出てきますのでウォーターポンプが取り外せます。

手で回すとキュルキュルと異音が出ています。

パイプのOリングも同時に交換します。

では車両に取り付けます。

コンプレッサーとパイプも取り付けます。

ベルトを組み付けたら冷却水のエア抜きをします。

冷却水の漏れやベルトの張りなどを確認して完成です。

まとめ
今日は、スズキMRワゴンの異音でお預かりしたお車のウォーターポンプを交換しました。
ベルト鳴きに似た異音でしたが、異音の原因はウォーターポンプでした。
今回はウォーターポンプからでしたが、ベルトがかかっているプーリーは全て同様の異音が出る可能性があります。
オルタネーターやエアコンコンプレッサーやテンショナー等で異音が出る事もよくあります。
プーリーから異音が出る原因は、ベルトの張りすぎの場合もありますがベアリングの経年劣化によるものが多い印象です。
走行距離が多くなったお車は、ベルト交換時にプーリーのチェックをしておくと安心ですよ。
ありがとうございました。

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