三菱ekワゴンタイミングベルト交換
『10万キロ走ったので,タイミングベルトを交換して欲しい』
お客様からのご依頼です。
タイミングチェーンも増えてきましたが、タイミングベルト交換の依頼もたくさん頂きます。
北九州市八幡西区の車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
今日はH13年式三菱ekワゴンのタイミングベルト交換をご紹介します。
♦三菱ekワゴンのタイミングベルト交換部品
♦三菱ekワゴンのタイミングベルト交換
♦三菱ekワゴンのタイミングベルトの注意点
♦三菱ekワゴンのタイミングベルト交換部品
今回の三菱ekワゴンの交換部品ですが、タイミングベルトに加えてウォーターポンプ
冷却水を循環させる部品ですね。
ベルト(タイミングベルトとは別のベルト)によって回されて、冷却水を循環させます。
次はテンショナー。
タイミングベルトの張りを調整する部品です。
あとはラジエーターキャップとサーモスタットです。
右がラジエーターキャップ、左がサーモスタットです。
どちらも冷却水の水路を切り替えています。
交換しないとオーバーヒートの原因となる部品です。
今回はないですがオイルシールと上記の部品は、タイミングベルト交換の際に同時交換する部品です。
♦三菱ekワゴンのタイミングベルト交換
では三菱ekワゴンのタイミングベルトを交換します。
三菱ekワゴンのタイミングベルトは、ファンベルト・エアコンベルト・パワステベルトの奥に付いています。
まずはそれらのベルトを取り外します。
ベルトを外してプーリーを外すと、とタイミングベルトのカバーが出てきます。
カバーを外すと、タイミングベルトが出てきます。
写真はすでにタイミングベルトを外しています。
タイミングベルトは取り外す前にプーリーと車両側の合いマークを合わせて、タイミングベルトを外します。
ずれた状態で組み付けると、エンジン不調を起こすのでしっかり合わせます。
赤い矢印がテンショナー、黄色の矢印がウォーターポンプです。
この2点は、タイミングベルトを付ける前に交換しておきます。
古いタイミングベルトを外す際に、合いマークを合わせてマ-キングしておきます。
新品のタイミングベルトに古いタイミングベルトと同じ場所にマークを付けて、ずれない様にします。
合いマークとタイミングベルトに付けたマークをずらさない様に取り付けます。
タイミングベルトの張りを調整して、合いマークがずれてないか確認のためにタイミングベルトを回します。
ずれていなければ元通り組み付けます。
最後にサーモスタットとラジエーターキャップを交換です。
エンジンルームのラジエーターからホースが伸びていて、追っていくとサーモスタットが付いています。
こちらを新品に交換です。
冷却水を抜いているので、補充してエア抜きです。
エア抜きが終わったら、ラジエーターキャップを交換して完成です。
♦三菱ekワゴンのタイミングベルトの注意点
最後にタイミングベルトの注意点についてお話します。
タイミングベルト交換の時期は、10万キロが交換目安です。
実際、10万キロ持たずにタイミングベルトが切れたお車を何度も見ています。
タイミングベルトが切れると、エンジン内部の部品が当たってエンジンの載せ換えが必要になる可能性があります。
というよりそういった可能性は高いです。
また同時交換したテンショナーやウォーターポンプなどは、タイミングベルトを外さないと交換できない部品です。
それらを交換しないで組み付けると、悪くなった時に再度タイミングベルトを外さなければなりません。
より高額になってしまいますので、同時交換をお勧めいたします。
10万キロを超えてもお車に乗られる予定の方は、お早めの交換をお勧めいたします。
ありがとうございました。