ダイハツアトレーのドアロック故障
『左後ろのドアロックが動かない』
お客様からお問い合わせがありました。
ドアロックが動かないと、荷物などを車内に置く事ができないので面倒ですね。
こんにちは。
北九州市八幡西区の車検専門店のヤハタ自販株式会社です。
今日ご紹介するお車はH13年式ダイハツアトレー7です。
今回も実例を基に、ダイハツアトレーのドアロックの故障についてご紹介します。
♦ダイハツアトレー7の症状
♦ダイハツアトレー7のドアロックアクチュエーター点検
♦ダイハツアトレー7のドアロックアクチュエーター交換
♦ダイハツアトレー7の症状
ダイハツアトレー7の症状は、先程お伝えした様に左後ろのドアロックが動かないとの事でした。
確認すると手動では動きますが、キーレス・集中ドアロックでは全く作動していませんでした。
手動で動いているので機械的な不具合ではない様です。
♦ダイハツアトレー7のドアロックアクチュエーター点検
手動で動いていたので機械的には問題ありません。
あとはドアロックの配線か、ドアロックアクチュエーターという部品の不具合が考えられます。
ドアロックアクチュエーターは、キーレスや集中ドアロックからの信号で開閉を行なっている部品です。
ですのでドアロックアクチュエーターを取り出して、電気が来ているか確認します。
内張りを外します。
写真の右下奥にドアロックアクチュエーターがついています。
ドアロックアクチュエーターを取り出すには手前のパワーウインド廻りを外して
手が入る様にします。
こちらが取り外したドアロックアクチュエーターです。
点検するとドアロックアクチュエーターまでしっかり電気がきていました。
ですのでダイハツアトレー7の不具合は、ドアロックアクチュエーターの不良でした。
♦ダイハツアトレー7のドアロックアクチュエーター交換
ではダイハツアトレー7のドアロックアクチュエーターを交換します。
新品のドアロックアクチュエーターを取り付けて
リンケージを取り付けます。
ドアロックアクチュエーターを取り外す時にねじ山の位置を忘れずに覚えておいて、同じ位置に取り付けます。
パワーウインド廻りを組み付けて
防水シートや
内張りを組み付けます。
交換後
ドアロックアクチュエーターは
正常に動きました。
まとめ
今回のダイハツアトレー7のドアロックアクチュエーターは、中にモーターが入っています。
ドアロックアクチュエーター内のモーターが動かなくなって、ドアロックの開閉ができなくなっていました。
新車から14年目なので、今回も経年劣化によるものでした。
使用頻度にもよりますが、やはり10年を超えると今回の様なモーターなどが不具合をおこします。
エンジン内部の修理やコンピューターに比べると安いので、修理をすればまだまだ乗って頂けます。
業務での使用でセキュリティ面で心配でしたが、すぐに修理してお返しできたのでよかったです。
ありがとうございました。