ダイハツエッセ雨漏りの原因は?
おはようございます。
北九州市八幡西区の車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
今日ご紹介するテーマは『ダイハツエッセ雨漏りの原因は?』です。
お車はH18年式ダイハツエッセです。
お車の雨漏りは、放っておくとガラスが曇ったり室内のカビ臭やサビの原因になります。
ガラスが曇る位ならまだマシですが、カビ臭はルーフの内張りやフロアを全部取って洗浄・乾燥が必要で、サビは別の雨漏りの原因にもなるのでかなり厄介です。
今回のお車の雨漏りの原因は、いったい何でしょうか?
ダイハツエッセの雨漏り確認・現象再現
ではお車の雨漏りを確認します。
雨漏りして濡れたフロアの現状をご覧下さい。
めくっているフロアマットも濡れていましたが、その下のフロア(矢印周辺)も濡れていました。
小雨でこの位ですので、普通に雨が降るともっと濡れています。
実際に水を掛けて、どの辺りから雨漏りしているか確認します。
すると運転席のAピラー上部辺りから雨漏りしている感じでした。
この真上はちょうどフロントガラスの接着面やモール前部の位置になります。
この辺りを徹底的に調べます!
ダイハツエッセの雨漏り点検
ではもう少し詳しく調べます。
先程の状態ではハッキリとお車の雨漏りの位置が確認できなかったので、ルーフ内張りを取り外します。
ルームランプやルームミラーやサンバイザーを取り外します。
ピンも取り外します。
ピンを全て取り外すとルーフ内張りが外れます。
ルーフ内張りを取り外す前はこんな感じ。
ルーフ内張りを取り外すと、奥までしっかり見える様になりました。
この状態で水を掛けて確認すると・・・。
水滴がうっすら出てきました!
見えにくくてすみません!
ひとつ前の写真と比べると、分かりやすいと思います。
これで雨漏りが室内に入ってきている確認は出来ました。
次はどこが原因で雨漏りしているかの点検です。
水なので単純に真上からとは限りませんが、まずは雨漏りしてきた箇所の真上を確認します。
フロントガラスを外すのはかなりの手間なので、モール付近から確認します。
モールは劣化して硬くなっていますが、元々このモールは雨漏りを防止する役割ではないので劣化していようが雨漏りの原因ではありません。
モールのレールは泥や汚れで確認しづらいので、きれいに洗います。
きれいになった所でレールを確認すると・・・。
ひび割れてます!!
間違いなくこれですね!!
実際にこの箇所だけに水をかけると、先程の様にピラーに雨漏りしていました。
今回のお車の雨漏りの原因は、モールのレールの亀裂による雨漏りでした!
雨漏りの応急処置
今回は応急処置で対応しました。
作業としては亀裂を埋める訳ですが、まずは亀裂に浸透しやすい液状の接着剤を流し入れます。
時間は掛かりますが、完全硬化させます。
硬化したらシール剤を塗ります。
こちらも完全硬化するまで待ちましょう。
モールや取り外した部品を取り付けて完成です。
まとめ
今回はお車の雨漏りで、ルーフパネルのレールの亀裂を補修しました。
補修と言ってもあくまで応急処置です。
ダイハツエッセはレール部の亀裂が多い様で、今回のお車も実は右前の1箇所だけでなく左前・左後の計3箇所も亀裂が入っていました。
他の箇所からも水が入っていた様ですね。
亀裂が広がればまた雨漏りするかもしれませんのでご注意下さい。
確かダイハツエッセの販売価格は当時100万をきる価格でしたの、コストカットの影響もあるのかもしれませんね。
ありがとうございました。
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