ダイハツムーブコンテのエンジン不調
『エンジンの調子が悪い』
お客様からご連絡がありましたので、今日はその整備内容をレポート致します。
こんにちは。
北九州市八幡西区車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
ご紹介するお車はH21年式ダイハツムーブコンテです。
今回のテーマはダイハツムーブコンテのパワーがない等のエンジン不調についてです。
ダイハツムーブコンテのエンジン不調の症状
ダイハツムーブコンテの走行距離は、4万キロ程です。
今回のダイハツムーブコンテのエンジン不調の症状は、回転数が下がって振動が大きくなったり、アイドリングも不調でした。
試乗してもエンジン不調で、パワーがないなどの症状がありました。
ダイハツムーブコンテのエンジン不調の点検
ではダイハツムーブコンテのエンジン不調の点検です。
エンジン不調の点検は、簡単なパワーバランステストから行いました。
パワーバランステスト点検は、エンジンを掛けた状態でイグニッションコイルを1本外します。
すると、正常であればスパークプラグに火花が飛ばなくなるので、エンジンの回転数が下がります。
イグニッションコイルに異常があれば、外しても回転数やアイドリングが変化しません。
1本ずつテストして行き、どのイグニッションコイルを外した時に変化がないのかを確認します。
テストを行っていくと、3番目のイグニッションコイルを外しても回転数が変わりません。
1番目のイグニッションコイルを外すと、回転数が変化します。
2番目のイグニッションコイルを外すと、回転数が変化します。
イグニッションコイルが原因かと思いイグニッションコイル入れ替えると、またもや3番目の箇所で回転数が変わりません。
イグニッションコイルが原因ではない様ですね。
今度はスパークプラグを外して確認しましたが、目視ではまだ使えそうでした。
見た目ではエンジン不調になる程消耗している訳ではありませんでしたが、試しに在庫のスパークプラグに変えてみると全く症状が出ません。
ダイハツムーブコンテのエンジン不調の原因は、スパークプラグが原因でした。
お客様と相談して、今回はスパークプラグとイグニッションコイルを交換する事になりました。
プラグホールにオイル漏れがあったので、シリンダーヘッドカバーガスケットも交換する事になりました。
ダイハツムーブコンテのエンジン不調の部品交換
まずシリンダーヘッドカバーガスケットを交換する為に、シリンダヘッドカバーを外します。
外した後は、きれいに清掃して、新品のシリンダーヘッドカバーガスケットをつけます。
シリンダーヘッドカバーガスケットがずれない様に、シリンダーヘッドカバーを慎重に装着します。
最後にイグニッションコイル、スパークプラグを交換して完成です。
まとめ
交換後はエンジン不調もなくなり、アイドリングも正常に戻って走行も安定しています。
今回のダイハツムーブコンテは、走行距離が4万キロ。
年式も21年式と新しく、スパークプラグも目視ではエンジン不調を起こすような消耗ではありませんでした。
一般的なスパークプラグの交換時期は、2万~4万キロくらいなので交換時期がきたら早めの交換が間違いないと思います。
インターネットでもダイハツムーブコンテのエンジン不調で、全く同じ事例もありました。
どうやらダイハツムーブコンテのエンジン不調は、よくある事例なのかもしれませんね。
ダイハツムーブコンテのエンジン型式はKFですが、他のダイハツの車両にも多く搭載されていますので参考にされてください。
普段は通勤で使われているという事でしたが、これで安心してお車に乗ることが出来ますね。
安全運転で通勤されてください。
ダイハツムーブコンテのエンジン不調を感じたら、当社にご連絡下さい。
そして、車検のご予約も随時受け付けております。
ご連絡をお待ちしております。