三菱ミニキャブバンの異音
走行中異音がする。
異音でもゴリゴリ、キーキー、カチャカチャなど修理でもいろいろな異音があります。
車を運転していて異音がするなぁと思ったことはありませんか?
こんにちは、北九州市八幡西区車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
今回のテーマは三菱ミニキャブの走行中の異音です。
今回も実例を基に三菱ミニキャブの走行中の異音がする原因は何かを書いていきます。
今回お預かりしたお車はH17年式三菱ミニキャブです。
三菱ミニキャブの異音はディファレンシャルの交換で走行中の異音がする症状はなくなりました。
では、この三菱ミニキャブのディファレンシャルによって走行中の異音がするのはなぜかについて、詳しく書きたいと思います。
♦ミニキャブの異音はどこから?
♦ミニキャブの異音の原因は?
♦ミニキャブの異音への注意点。
♦ミニキャブの異音はどこから?
では、今回の三菱ミニキャブの異音の箇所はこちらです。
こちらが三菱ミニキャブのディファレンシャルです。
こちらの三菱ミニキャブのディファレンシャルにはギヤが入っています。
三菱ミニキャブのディファレンシャルの役割は、エンジンから伝わった動力をタイヤに伝える役目と、左右のタイヤの回転差を吸収して、振り分ける役割をしています。
ミニキャブがカーブを曲がる時、内側と外側のタイヤに速度差(内側の方が距離が短い)が生じます。
それを吸収しつつ、同じトルクを振り分けて伝えています。
内側のタイヤをゆっくり回して、外側のタイヤを速く回して安全にカーブを曲がれる様にしています。
今回は三菱ミニキャブのディファレンシャルのギヤやベアリングから異音が出ていました。
♦ミニキャブの異音の原因は?
三菱ミニキャブの異音の原因ですが、ディファレンシャルオイルが入っていなかった事でギヤやベアリングを傷めていました。
なぜディファレンシャルオイルが入っていなかったかというと、溶接跡からオイルがにじんでいました。
写真は清掃後にエンジンをかけて5分位で、じわじわと漏れてきました。
このディファレンシャルケースとディファレンシャルギヤ、ベアリングやシール等の交換が必要です。
交換後は、三菱ミニキャブを試乗して異音の確認です。
音もなくなり、ディファレンシャルケースの漏れもなくなりました。
♦ミニキャブの異音への注意点
最後に三菱ミニキャブのディファレンシャルの異音に関しての注意点です。
過積載や荷物をたくさん乗せる方、はよくディファレンシャルやベアリングから異音がする事が多いです。
また、ディファレンシャルにもオイルが入っていますので、エンジンオイル同様に定期的な交換が必要です。
1度も換えてない方やしばらく換えていない方は、お早めの交換をお勧め致します。
異音は何かのサインです。
ほったらかしで症状がひどくなったり、別の部品まで壊してしまう可能性もあります。
気になっている異音がある時は、どんな細かいことでも良いのでお気軽に申し付け下さい。