スズキワゴンR冷却水漏れ
みなさん、おはようございます。
北九州市八幡西区車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
今日は久しぶりに天気も良く、気持ちの良い朝でした。
もう少し梅雨が続きそうですが、ジメジメと暑いので体調には十分ご注意下さい。
さて、今日のテーマは『スズキワゴンR冷却水漏れ』です。
いわゆるクーラントとは、冷却水やLLC・不凍液の事です。
エンジンやラジエーターの中を循環し、防錆・不凍・消泡などの役割をしています。
クーラント漏れがひどくなるとオーバーヒートに繋がり、エンジンが壊れる可能性があります。
今回のお車のクーラントの漏れは、初期段階でしたので早めの対策になります。
無駄な出費や高額の修理になる前に、早めの対策で安心して乗って頂けます。
夏場は特にオーバーヒートに注意が必要です。
では今回のお車はH20年式スズキワゴンRです。
クーラントの漏れの箇所はこちらです。
ウォーターポンプからクーラントが漏れ、跡が残っていました。
ジワジワ漏れ、エンジンが高温なので固まっている状態です。
ウォーターポンプはクーラントを循環させるポンプです。
車にとって重要な部品です。
クーラントが漏れると、
・オーバーヒート
・クーラントが漏れ、水を補充すると濃度が薄れる
・錆・気泡が防げず、パイプなどが錆で破れたり、ポンプの羽を傷める
等に繋がります。
早速、交換します。
まずは、ベルトを取り外します。
ベルトを取り外したらエアコンのコンプレッサーをずらして、ウォーターポンプが外しやすい様にします。
こちらがクーラント漏れを起こしているウォーターポンプです。
パッキンかシールの部分から漏れています。
新品のウォーターポンプはこちらです。
こちらを車両に組み付けます。
ウォーターポンプを組み付けたら、ベルトを組み付けて、クーラントを入れエア抜きをします。
クーラントの漏れやベルトを確認して完成です。
今回のクーラントの漏れは、ひどくなる前の段階でした。
ひどいものはクーラントを入れると、すぐにウォーターポンプから漏れてきます。
これでこの夏もオーバーヒートしないで、安心・安全に乗って頂けます。
クーラントの漏れがひどくなる前でしたが、早めに対策して頂く事でエンジン乗せ替え等の高額の修理にならずに済みました。
車検でご入庫頂いて、クーラントの漏れが確認できました。
他社で車検のお見積もりしていて、その時の見積もりにはクーラントの漏れについては一切入っていませんでした。
車検を選ぶ上で、予算は重要ですよね?
しかし、安さで選んで今回の様なクーラントの漏れを見落としていたら、後々余計な修理が必要になっていたかもしれません。
車検は2年に1度の車の健康診断です。
病院もかかりつけがある様に、車に関しても金額だけでなく信頼できる人や店に頼むのがいいのではないかと思います。
当社は立会い見積もり車検ですので、実際に車と分解した部品を見てもらい、作業を決めていますので安心です。
お困りの方は、まず当社にお問い合わせ下さい。
ありがとうございました。