スズキサービスキャンペーンハンドルロック不具合
みなさん、おはようございます。
北九州市八幡西区車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
ここ何日か通勤していると、霧が出ていて視界がかなり悪くなっています。
対向車や後ろの車・T字路のミラーでしか確認しづらい合流地点など、いつもより視認が難しい状態でした。
スモールランプやフォグランプ(前部霧灯・後部霧灯)を点けて、事故をしない・されない様にご注意下さい。
さて、今日ご紹介するテーマは『スズキ車のサービスキャンペーン、ハンドルロックの交換作業』です。
まず、ハンドルロックとは盗難防止の為に、鍵が無い状態ではハンドルが回らない様にロックする機能です。
エンジンを切ってハンドルを切ると、ロックして動かなくなりますよね?
ステアリングロックとも言います。
次にサービスキャンペーンとは、メーカーの自主的な改善措置です。
リコールと何が違うかと言うのはここでは割愛させて頂きますが、ユーザーにとっては改善措置に変わりありません。
今回のハンドルロックのサービスキャンペーンは、ハンドルロックが解除できなくなり、エンジンが掛けられなくなるというものです。
お車はH22年式スズキ ワゴンRです。
ステアリングユニットを取り外す作業に掛かります。
まずは、エアバックを取り外すのでバッテリーのマイナス端子を外します。
エアバックを取り外します。
次はハンドルを取り外します。
カバーを取り外して、
コンタクトコイルを取り外しますが、合いマークがあるのでずれない様にテープで固定して、
取り外します。
ワイパーやライトのスイッチも取り外します。
ここまで来たらステアリングユニットを取り外します。
ここまで取り外して、ようやくハンドルロックの部品交換ができます。
対象の部品はこちら。
赤い丸で囲んでいる所に刻印が無く、かつチェックランプが点灯しているか、もしくはエンジンが掛からない症状が出た場合に交換となります。
このハンドルロックの部品は、取り付けのボルトがねじ切って固定するタイプなので、グラインダーで削って取り外します。
まず、マスキングなどで各部に削りカスが入らない様にします。
この状態で、ハンドルロックを削ります。
外れました。
対策済みのハンドルロックを取り付けます、ボルトはねじ切れるまで締めこみます。
これでハンドルロックの交換は終わりです、あとは取り外しと逆の手順で組み付けて完成です。
試乗やチェックランプの確認して、お客様にお渡ししました。
サービスキャンペーンは、お客様に対してメーカーからハガキやDM等で案内はしていません。
その様な理由で気付きにくいので、作業が完了してない車両が多いです。
ユーザーにとってはサービスキャンペーンも、リコールの様にDM等の案内をもらって、対策して欲しいものです。
心配な方は当社でも確認出来ますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
また、スズキ車のリコール等の作業も行っておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
ありがとうございました。