三菱ekワゴンガソリンメーターの故障?
おはようございます。
北九州市八幡西区の車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
今日は点検でお預かりしたお車をご紹介します。
お車はH13年式三菱ekワゴンです。
お客様から『ガソリンを入れた後しばらく走行すると、ガソリンメーターの表示がおかしい』とご相談を頂きました。
走行後にエンジンを切って再度エンジンを掛けると、ガソリンのメーターの残量が変わっているとの事でした。
では、三菱ekワゴンのガソリンメーターの故障?をご紹介します。
まずお車をお預かりした際に、ガソリンメーターが故障しているのかを確認しました。
エンジンを掛けて、エンジンを切り、ガソリンメーターを確認しましたが、ガソリンメーターの表示が変わる症状は出ませんでした。
お客様にお伺いしても、故障する場合とそうでない場合があるみたいです。
ここまでで故障が考えられる部品は、ガソリンメーター本体かガソリンの量を測る部品か配線か。
まずはガソリンの量を量っている部品を点検する事にしました。
ガソリンの量を量っている部品のセンダーゲージはこちらに付いています。
後部シートを取り外すと見えてきます。
ちょうどガソリンタンクの上部になります。
カプラーを外して、センダーゲージの点検です。
センダーゲージの抵抗値を測定します。
フロートが一番上に上がった状態(F)と一番下がった状態(E)を測定します。
測定結果は、Fが1.6Ω、Eが106Ωでした。
基準値はFで2~4Ω、Eは109~111Ωで、FとEはどちらとも基準値からずれていました。
今回の三菱ekワゴンのガソリンメーター故障の原因は、ガソリンの量を量るセンダーゲージの故障でした。
原因が分かりましたので、部品を交換します。
新品はこちらです。
見た目は少し変わっていますので、対策品になっているかもしれませんね。
作業は部品を入れ替えるだけです。
後部シートを取り付けて完成です。
交換後にガソリンメーターを確認しましたが、目盛りは変わっていませんでした。
まとめ
今日は三菱ekワゴンのガソリンメーターの故障で、センダーゲージを交換しました。
今回は症状が常に出ている訳ではなく、たまに出るとの事でしたので、センダーゲージを交換しても変わりはありませんでした。
しばらく様子を見て頂きます。
今回はガソリンメーターが安定して表示しない症状でしたが、これ以上故障すると、ガソリンメーターが目盛り以下・もしくはガソリンが入っていない表示になります。
お預かりしたお車も、完全に故障する前だったと思います。
新車から15年経過していますので、経年劣化ですね。
同じ様な年式のお車はご注意下さい。
ありがとうございました。
こちらのフリーダイヤルは車検予約専用です、お問い合わせの方は093-631-1104までお問い合わせ下さい。
Comment
ekワゴンH81wのセンダーゲージの交換ブログ拝見させていただきました。
当方のekワゴンcba-h81w (H16/9)もフエルゲージの交換をしようと思い、
ディーラーから部品をとりました(1718A055)
たしかに交換前の部品と新しい部品の形状が違っていました。
車載部品はサービスホールから取り外すことはできたのですが、
新しい部品がどうにも引っ掛かり、サービスホールから入りそうにないように
思うのですが。
ブログではサービスホールから新しい部品を取り付けたように見受けられますが、
これは、タンクを降ろさなくてもサービスホールから入れることができたのか、
お伺いしたいのですが。
よろしくお願いいたします。
渋谷様、コメントありがとうございます。
随分前の作業だったのですが、おそらくタンクを降ろさなくても
出来たのではないかと記憶しております。
お返事ありがとうございました。あまりむりくりすると、リンクが変形しそうになるのが心配なのですが、もう一度トライしようとおもいます。