車のブーツ交換
みなさん、おはようございます。
北九州市八幡西区車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
車検や点検で『お車のブーツが破れていますよ』と言われた事はありませんか?
車のブーツが破れているから交換が必要です、と言われると思います。
では、なぜ交換が必要かご存知でしょうか?
今回のテーマは『車のブーツ破れは、早期発見が大事!』です。
点検ではひび割れや破れでお勧めしますが、交換しない事も多く、車検時に交換するという方も多いです。
タイトルにもある様に、ブーツは早期発見が重要です。
スタッフ『点検した所、お車のブーツが破れていました。』
お客様『ブーツって何ですか?』
スタッフ『ではご説明致します、お車のブーツは、中に水やゴミが入らない様にしています。』
お客様『そうなんですね、何で水やゴミが入らない様にしているんですか?』
スタッフ『ブーツの中にはグリスが注入されています、高速で動いている箇所もあるので摩擦や熱・異音の
対策でグリスが入っています。』
スタッフ『ブーツの内部はボールジョイントになっていて、ゴミでキズが入ったり水が入って錆びてしまいます。』
スタッフ『こちらのボールジョイントは、錆が出始めてグリスが茶色くなっています。』
お客様『そうなんですね、錆はあまり良くないイメージですね。このままだとどうなるんですか?』
スタッフ『ブーツが破れたままだと異音が出たり、ジョイントが抜け落ちてかなり危険です。』
お客様『異音やジョイントが抜け落ちるってどういう事ですか?』
スタッフ『ジョイント部にゴミ等が入ったりグリスが切れると、異音の原因となります。』
『異音はグリスを替えて直る場合もありますが、直らない場合はシャフトの交換が必要です。』
『また、ジョイント部の錆が進むと腐食してジョイントが抜け落ち、ハンドル操作が効かなくなります。』
お客様『ハンドル操作が効かなくなるのは怖いですね。』
スタッフ『ちなみにハンドルを切って曲がる際に、カタカタと音がした事はないですか?』
お客様『今まではないと思います。』
スタッフ『ドライブシャフトブーツが破れると、曲がる時にカタカタと音が出ます。』
『まだ音が出ていないのでドライブシャフトはまだ大丈夫ですね。』
お客様『安心しました、他にもブーツってあるんですか?』
スタッフ『はい、ドライブシャフトや
タイロッドエンド、
ロアアーム、
など、他にもジョイント部にブーツが付いています。』
お客様『たくさんありますね。ブーツを交換しようと思うんですが、交換してどの位持つものなんですか?』
スタッフ『短いもので1・2年、長いもので5年程持ちますが、お車の使い方や環境によって変ります。』
『できれば半年毎の定期点検でチェックして頂きたいですね。』
お客様『ただのゴムかと思ったら以外に重要な部品なんですね、じゃあ交換お願いします。』
ブーツの破れは異音や操作不能などに繋がり、大変危険です。
ちょっとしたゴム製品ですが、意外に重要な部品です。
またブーツ交換を怠ると、ブーツが付いている本体の交換が必要になり、修理費も高額になります。
早期発見でブーツ交換で済めば、無駄な出費で損をする事もなくなります。
点検やブーツ交換が済んでいない方は、今すぐお問い合わせ下さい。
出先でお車のトラブルにならない様、お早めの交換・点検をお勧め致します。
ありがとうございました。