オーバーヒート 原因

オーバーヒートの原因

2016/10/03

 

おはようございます。

北九州市八幡西区車検専門店ヤハタ自販株式会社です。

 

今日ご紹介するテーマはオーバーヒートの警告灯が点く原因です。

お車はH19年式ダイハツムーブです。

ダイハツムーブ

お話を伺うと『オーバーヒートのマークが、点いたり消えたりする』との事でした。

それでは、オーバーヒートの警告灯が点灯する原因をご紹介します。

 

まず最初にお預かりした時には、オーバーヒートの警告灯は点いていませんでした。

異音もなく、エンジンの調子も悪くありません。

 

まずは、冷却水が入っているかを確認します。

リザーブタンク

規定値より少ないですが、リザーブタンクにも十分入っています。

 

リフトに上げて冷却水の漏れも確認しましたが、どこからも漏れていませんでした。

冷却水の漏れが原因ではありませんでした。

 

ダイハツムーブは、ラジエーターファン・ファンモーターの保証延長があったので、ファンを確認しました。

しかしファンも正常で、こちらも原因ではありませんでした。

 

次は診断機を繋いで故障コードを確認しました。

こちらもオーバーヒートに原因になるものは出ませんでした。

故障コードなし

症状を確認する為に、診断機でデータを見ながら試乗しました。

冷却水温度

これは完全暖気状態のデータで、オーバーヒートの警告灯は点いていない状態のデータです。

106℃、十分基準値内に収まっています。(ダイハツサービスデータ参照)

 

 

しかしこの後オーバーヒートの警告灯が点灯しました。

オーバーヒート警告灯

オーバーヒートの警告灯が点いた時にファンを確認しましたが、正常に回っています。

 

水温のデータを見ると、106℃だった水温が120℃を超えていました。

120℃以上でオーバーヒートの警告灯が点灯する様です。

 

今度はオーバーヒートでエンジンが歪み、ガスケットが抜けていないか冷却水の状態を見て確認します。

ガスケット抜け確認

ファンが回るまではこの様におとなしい感じでしたが、ファンが回りだすとボコボコとこぼれる位吹き上がってきました。

しかし特に排気ガス臭くも無いですし、ガスケットの抜けではない様です。

 

ここまでくると、残るはサーモスタットです。

実際にサーモスタットを外して単体点検です、まずは冷却水を抜いて

冷却水抜き

サーモスタットを取り外します。

サーモスタット

サーモスタットは簡単に説明すると、冷却水路を切り替えるバルブです。

エンジンが冷えている状態では、エンジン内で冷却水を循環させ、熱くなるとラジエーターに冷却水を循環させ冷やします。

 

目視では特に悪くはありません。

実際に温めて、サーモスタットが正常に作動するか点検します。

サーモスタット点検

サーモスタット弁の開き

温まると、矢印の箇所が開き、冷却水路が切り替わります。

サーモスタットは100℃位でまだまだ開くはずですが、開きが少ないです。

 

新品と外したサーモスタットを比べた写真です。

サーモスタット比較

左が新品で、取り外したサーモスタットです。

取り外したサーモスタットの方が、開く量が少ないですね。

ダイハツムーブのオーバーヒートの原因は、サーモスタットの不良でした。

 

新品のサーモスタットを組み付けて、冷却水を入れてエア抜きです。

冷却水エア抜き

交換前はファンが回ると噴き出してきましたが、交換後は改善しました。

 

試乗して水温も確認しましたが、交換前よりも数値は低く、オーバーヒートの警告灯も点く事はありませんでした。

交換後の冷却水温


まとめ

今回は、オーバーヒートの原因についてご紹介しました。

今回はサーモスタットがオーバーヒートの原因でしたが、原因は他にもいくつかあり

冷却水の漏れや不足

ラジエーターのつまり、不良

ラジエーターファン、モーター不良

エンジンオイル不足

ウォータポンプ不良

ベルトの緩み、切れ

が考えられます。

 

最後に。

オーバーヒートの警告灯以外でも、警告灯が点いたらすぐに車を止めて下さい。

そのまま走行して、状態が悪化する事がよくあります。

警告灯が点灯した場合は、ご注意下さい。

ありがとうございました。

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