ターボ チャージャー

ターボチャージャーが原因で起こった現象とは?

2016/10/03

 

『坂道でパワー・スピードが出ない』

お預かりした際にお客様からお伺いしました。

 

今回のお車は以前、冷却水の漏れでご入庫したキャラバンです。

ニッサンキャラバンの冷却水漏れのブログはこちらをクリック

冷却水漏れと一緒に症状が出ていましたが、冷却水漏れとは原因が別でしたのでご紹介します。

 

ご紹介するテーマはターボチャージャーのトラブル、パワー・スピードが出ない原因は?』

お車はH20年式ニッサンキャラバンです。

ニッサンキャラバン

では早速、点検を行います。

お預かりした際に、エンジンの警告灯が点灯していました。

エンジン警告灯点灯

坂道でパワーとスピードが出ない事と関係しているか、診断機を接続して確認します。

診断機接続

故障コードが出る前に、コード数が2つ出ていますね。

まずはエンジンに出ている故障コードからご紹介します。

ターボシステム異常

『P0299ターボシステム異常』が出ているので、ターボチャージャーの異常です。

 

次はオートマチック・CVTの故障コードです。

3速異常

『3速異常』が出ています。

 オートマチック、CVTの異常が出ていました。

 

以上の故障コードからターボチャージャーの不具合が考えられます。

『3速異常』で オートマチック、CVTの不具合も考えられますが、それは後ほどご説明致します。

 

まず、目視でターボチャージャーの点検です。

すると、すぐに原因が分かりました。

ターボチャージャーの不具合の原因はこちらです。

ターボチャージャー異常原因

ホースが抜けています。

こちらのホースは、ウエストゲートバルブに繋がるホースです。

 

ターボチャージャーのウエストゲートバルブとは、ターボチャージャーが焼き付かない様に排気圧力を逃がす役割をしています。

このホースの外れによって、エンジン警告灯が点灯していた様です。

 

実際に外れていたホースを取り付けて

ホース取り付け

走行すると、エンジン警告灯が消えました。

エンジン警告灯消灯

試乗して再度エンジン警告灯が点かないかどうか、坂道でスピードが出るか確認して完成です。

 

まとめ

今回のお車の症状は、ターボチャージャーのウエストゲートバルブホースの抜けが原因でした。

診断機を使って故障コードを確認しましたが、『P0299ターボシステム異常』の他に『3速異常』というものが出ていましたね。

 

これはターボが焼き付かない様に、コンピューターで強制的に3速などに固定します。

フェイルセーフ、フェールセーフという制御です。

 

このフェイルセーフはターボチャージャーだけに限らず、エンジン・オートマチック等にも同様の制御があり、故障時に装置の被害や危険を最小限に抑える様、制御しています。

『3速異常』のフェイルセーフはターボチャージャーがブローしない様に、スピード等を強制的に制御していました。

ターボチャージャー本体は、制御のおかげで問題なく使って頂けます。

 

ホースが抜けた原因は、水漏れでJAFを呼んで見てもらってから警告灯が点きだした様で、手が当たって取れたみたいですね。

何よりターボチャージャー交換になると高額になるので、ブローする前に作業が出来てよかったです。

ありがとうございました。

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