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日産NV350 VR2E26エンジンチェックランプ点滅の原因

  
診断機 (1)
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日産NV350 VR2E26エンジンチェックランプ点滅の原因

日産NV350 ガソリンエンジンにお乗りのお客様がエンジン不調とのことでご来店いただきました。

年式は25年式で走行距離は、227000kmですので年間で約27000km走行する事になります。

朝エンジンの調子が悪い事があり現在は調子が良いとの事でしたが、メーター内のエンジンチェックランプが点滅しています。

 日産NV350エンジンチェックランプ点灯

さっそく確認するとお客様のおっしゃる通りエンジンの調子は良いのですが、エンジンチェックランプが点滅していますので診断機を使って点検する事にします。

 

エンジンチェックランプ点滅原因は?

診断機を使いエンジンチェックランプ点滅の原因を探ってみると、故障コード数1 P0301 時期0 CYL♯1 ミスファイヤと表示しています。

診断機 (1)

ミスファイヤと言うことは、エンジン内のガソリンを爆発させるための火花が不安定だと言う事になります。

火花を安定供給する部品がイグニッションコイルという部品ですが、イグニッションコイルは簡単に言うとスパークプラグに高電圧を供給する部品です。

 

イグニッションコイルを点検すると?

では、さっそくイグニッションコイルの点検を行います。

日産NV350の場合4気筒なのでイグニッションコイルが4個あります。

このイグニッションコイルから火花が漏電していないか確認しましたが、その時の動画がこちらです。

火花があちこちにスパークして漏電していますね。

エンジンチェックランプ点滅の原因はイグニッションコイル不良のようですね。

イグニッションコイルが不良の場合スパークプラグも劣化している場合が多く同時交換が必要ですが、今回はスパークプラグは交換したばかりで異常がないようでしたのでそのまま使用する事にします。

 

イグニッションコイル不良の原因は?

イグニッションコイルはエンジンに直接装着されている部品で樹脂で覆われています。

過酷な状況下で使用する部品ですので、樹脂が経年劣化を起こし漏電を引き起こす事があります。

他にも使用限度を超えたスパークプラグを長期間使用した場合にもイグニッションコイル不良となりますので注意が必要です。

 

イグニッションコイル交換

イグニッションコイルを全てとりはずし、新品のイグニッションコイルと交換します。

写真の上が新品のイグニッションコイルで下が今まで装着していたイグニッションコイルです。

イグニッションコイル

エンジンを始動し、エンジンチェックランプを確認します。

点滅していたエンジンチェックランプも無事に消えエンジンも調子よく安定しています。

エンジンチェックランプ消灯

診断機で確認すると、異常なしと表示しています。

診断機

最後に試乗し、不具合が無いか確認し無事に納車しました。

まとめ

今回のエンジン不調の原因は、イグニッションコイル不良によるミスファイヤでした。

イグニッションコイルが不良になるとエンジン不調だけでなく、最悪走行できなくなってしまいます。

走行距離が増えて行くとスパークプラグだけでなく、イグニッションコイルも交換したほうが良いようです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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