日産ノートe powerの試乗で分かった3つ乗り味とは?
おはようございます。
北九州市八幡西区の車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
あと3日で2016年度も終わりですね。
正月休みも近いですが、今日もブログをアップしたいと思います。
さて、今日ご紹介するテーマは『日産ノートe powerの試乗で分かった3つ乗り味とは?』です。
グレードは、メダリストで純正エアロ装着車です。
メダリストと聞いて【ローレル】を思い出す方もいるかもしれませんね。
まずは、日産ノートe powerの正面の写真から。
続いて後面です。
マフラーは覗かないと見えませんね。
続いて側面です。
旧ノートと比較すると、新型ノートは顔つきが精悍になっている様ですね。
日産ノートe powerは「電気自動車のまったく新しいカタチ」という風に宣伝されていますが、実際にはどんな車なんだろうと思いますよね?
そんな皆さまの為に、というよりは私自身気になってしょうがなかったので日産ノートe powerの試乗レポートをご紹介します。
ぜひご参考にされて下さい。
今までの日産ノートと何が違うの?
今までのノートはエンジンでタイヤを回しますが、今回発売された日産ノートe powerはモーターでタイヤを回します。
モーター駆動、この点は電気自動車ですね。
完全に電気自動車の様な感じですが、実はガソリンを使います。
「ん?どういうこと?」と思った方もいると思います。
なぜガソリンを使うのかというと、モーターの発電機を回す為にエンジンを使用しているからです。
右のシルバーのユニットが駆動用モーターで、左が発電機を回す為のエンジンです。
簡単に言うと、日産ノートe powerは発電機付き電気自動車です。
今までの電気自動車の様にプラグによる充電が必要ないので、航続距離や充電時間を気にせず使えます。
発電以外は、すべて電気自動車です。
実際に乗ってみて感じた3つのモードの乗り味
日産ノートe powerは、3つの走行モードが選べます。
まず、1つ目がノーマルモード。
ノーマルモードは、今まで車と変わりありませんが、モーター駆動なので加速はスムーズでアクセルを踏むとスーっとすべる様に走り出します。
クセも無く、電気自動車のアクセルの反応の良さや加速の良さが感じられ、なおかつ静かです。
モーターで走行しているなと体感できて、乗っていて気持ち良いです。
燃費を気にしないのであれば、私はこのモードでずっと走っていたいですね。
そして、2つ目がSモード。
メーターに緑色のSランプが点灯します。
説明書にはノーマルモードよりアクセルの反応や加速性能が良いと書いていますが、個人的にはアクセルの反応や加速性能はノーマルよりも鈍い様に感じました。(走行状況・走行条件にもよるとは思いますが・・・。)
ノーマルモードとの一番の違いは、Sモードはモーターへの充電の為にアクセルOFFでノーマルモードより強い回生ブレーキ(エンジンブレーキの様な強い減速)が掛かります。
マニュアル車のシフトダウンの様なイメージです。
最初の内は慣れが必要だと感じました。
Sモードはこの強い回生ブレーキを使って、アクセルを離すだけでブレーキを踏まずに停止する事ができます。
これもなかなか慣れなくて、思ったよりも手前で止まってしまいました。
さらに、クリープ現象もなかったのは驚きでした。
Sモードの回生ブレーキは、慣れが必要かもしれないですね。
最後に、3つ目がECOモードです。
メーターに緑色のECOランプが点灯します。
燃費重視のモードだけあってアクセルの反応や加速性能は、マイルドになっています。
走り出しや加速も、パワーが絞られている様な感じですね。
私の感覚では、Sモードとそんなに大差はありませんでした。
航続距離も3つのモードで一番長いので、燃費重視の方はこのモードがメインになってくるのではないでしょうか。
ECOモードもSモード同様にアクセルOFFで強い回生ブレーキが掛かり、アクセルを離すだけでブレーキを踏まずに停止する事ができます。
今回は高速走行はできませんでしたので、実際の数値は分かりませんが、高速走行では燃費が少し落ちてしまいます。
というのも日産ノートe powerは、回生ブレーキ(アクセルOFF)でモーターを充電するからです。
(写真は、タイヤからモーターへ電気が流れているモニターで、一目で分かる様になっています)
高速走行ではアクセルOFFにする頻度が少なくなり、エンジンを使ってモーターを充電するので、ガソリンを使い燃費が悪くなるという訳です。
(写真は、エンジンからモーターへ電気が流れているモニターです)
室内・その他装備
最後に室内とその他の装備をご紹介します。
まずは、フロントシート。
続いて、リヤシートです。
ハンドル周りやインパネも、落ち着いた感じでかっこよかったです。
シフトレバーは、形がかわいらしいですね。
パーキングは中央のボタンを押すだけです。
前に押すとリバース(バック)、真ん中がニュートラル、そして手前に引くとドライブに入ります。
そして、びっくりしたのが、ルームミラーがミラーではなくてバックカメラのモニターになっていた事です。
これでは、ルームミラーではなく、ルームカメラではないですか!
実はこれ、スマートルームミラーといって、カメラの電源をOFFにした場合、通常のミラーとして使う事ができるのです。
こちらの写真は、バックモニターが作動した状態です。
左からバックカメラのモニター表示と、アラウンドビューモニターと、バックカメラの3つが同時表示されます。
なお、オプション設定になっているものもあるのでご注意下さい。
まとめ
今回は、日産ノートe powerを試乗致しました。
電気自動車のリーフに乗った事はありましたが、ノートe powerも負けていませんでした。
高速走行では少し燃費は落ちますが、普段使いなら、かなり良いと思います。
回生ブレーキには慣れが必要ですが、苦になる様なものではないと感じました。
アクセルの反応の良さや加速の良さ・静粛性などは大変素晴らしく、一度も電気自動車に乗ったことがない方には、ぜひ体感して頂きたい車だと思いました。
事前予約が必要ですが、弊社でも試乗車をご準備できますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
本年もブログを見て頂きありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。
こちらのフリーダイヤルは車検予約専用です、お問い合わせの方は093-631-1104までお問い合わせ下さい。