ダイハツタントL350のタイミングベルト交換
おはようございます。
北九州市八幡西区の車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
寒い日が続いていますね。
インフルエンザも流行している様なので、体調には充分お気をつけ下さい。
さて、今日ご紹介するテーマは『タントL350のタイミングベルト交換』です。
お車はH17年式ダイハツタントです、写真が無いので同じ型式の色違いのタントです。
タントL350は、タイミングベルト?タイミングチェーン?
タントの多くは、タイミングベルトではなくタイミングチェーンが採用されています。
しかし車両型式がL350のタントは、タイミングベルトが採用されていて10万キロが交換目安になっています。
タントのタイミングベルト交換でお問い合わせを頂いたり、ネットでも質問されているのを見かけます。
初代モデルのL350は、タイミングベルトなので交換が必要なのです。
L350以降のタントは、タイミングチェーンになっている様です。
タントL350のタイミングベルト交換のお問い合わせを頂きました!
お客様からタントL350のタイミングベルト交換について、お問い合わせを頂きました。
内容は、「10万キロ前だが、乗っているタントはタイミングベルト交換が必要なのか?」というものでした。
タイミングベルト交換が必要でしたので、お見積もり等をさせて頂き、タイミングベルト交換をさせて頂きました。
タントのタイミングベルト交換では、タイミングベルト・テンショナー・カムシール・クランクシール・ウォーターポンプ・サーモスタッド・冷却水を交換します。
走行距離が10万キロになりましたが、まだまだタントに乗る様なので、タイミングベルトに加えて他の交換部品も同時交換になりました。
ではまずフロントバンパーを取り外します。
フロントバンパーを取り外さないとタイミングベルトが交換できません。
次に冷却水を抜きます。
サーモスタッドやウォーターポンプを取り外す時に冷却水が抜けるので、先に抜いておきます。
冷却水が抜けたら、ファンベルト・エアコンベルトを取り外します。
ファンベルト・エアコンベルトを取り外したら、タイミングベルトカバーを取り外します。
タイミングベルトカバーを取り外したら、タイミングベルトを取り外します。
タイミングベルトを取り外す前には、合いマークを合わせます。
下のプーリーやエンジン側にも同様の合いマークがあり、タイミングベルトを取り外す前に合わせます。
エンジンを傷めたり調子が悪くなるので、しっかり合わせておきます。
タイミングベルトを取り外します、テンショナーも交換するので一緒に取り外します。
タイミングベルトを取り外したら、カムシール・クランクシール・ウォーターポンプを交換します。
まずはカムシールから、カムプーリーを取り外します。
プーリーを取り外したら、カムシールを取り外します。
新品のカムシールに交換です。
カムシール・クランクシールは、タイミングベルトを取り外さないと交換できないので、タイミングベルト交換時に同時交換を勧めています。
クランクシールも同様に交換しました。
次はウォーターポンプの交換です。
新品のウォーターポンプに交換です。
ウォーターポンプもタイミングベルトを外さないと交換できないものが多いので、タイミングベルト交換で同時交換を勧めます。
ここまで交換したらタイミングベルトを交換します。
タイミングベルトがずれない様に正確に組み付けます。
テンショナーも交換します。
右の取り外したテンショナーは表面がデコボコになっていました。
タイミングベルトの張りを基準値に合わせて、元通り組み付けます。
最後にサーモスタッドを交換します。
サーモスタッドはタイミングベルトを外さなくても交換できますが、一度も交換していなければタイミングベルト交換時に交換を勧めます。
早いものでは5万キロでサーモスタッドの不具合があるんですよ。
サーモスタッドまで交換したら、最後に冷却水のエア抜きをして完成です。
まとめ
今回は、タントL350のタイミングベルト交換をご紹介しました。
まだまだ乗るとの事で、オイル漏れ・冷却水漏れもありませんでしたがシールやウォーターポンプを交換させて頂きました。
予防整備をしたので、まだまだ安心して乗って頂けると思います。
今回はシール関係まで交換しましたが、弊社ではお客様のご希望やご予算に合わせて整備内容をご提案させて頂きます。
タント以外のタイミングベルト交換も行っていますので、是非お問い合わせ下さい。
ありがとうございました。
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