ダイハツムーヴL175Sウォーターポンプ異音の修理
おはようございます。
北九州市八幡西区の車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
今日ご紹介するテーマは『ムーヴウォーターポンプ異音の修理』です。
お車はH19年式ダイハツムーヴです。
エンジンオイル交換でご来店頂き、お話させて頂くと
「最近、信号待ち等の停車中に異音が出だした」
との事でした。
お客様と試乗しようとムーヴに乗り込み工場を出ようと車を動かすと、すぐに異音が出ました。
ムーヴの異音は、「キーン」「ピー」という様な高音の異音です。
お預かりしてムーヴの異音の原因を点検しました。
ムーヴ異音の故障探求
ムーヴの異音は、エンジンルームから出ていました。
まずは、ベルトやベルトが掛かっているプーリーのベアリングから点検しました。
確認しやすい様にフロントバンパーを取り外します。
フロントバンパーを取り外したら、2本付いているベルトのうち1本を取り外します。
横から見ると、こんな感じです。
この状態でエンジンをかけて異音が止まれば、矢印のエアコンコンプレッサーからの異音です。
結果は、異音は止まりませんでした。
次は、もう1本のベルトを取り外します。
このベルトを取り外して異音が止まれば、ムーヴの異音の原因は矢印の3箇所に絞られます。
結果は、異音が止まりました。
プーリーのガタや手で回して抵抗や異音がしないか確認すると、すぐに原因が分かりました。
ムーヴの異音の原因は、こちらです。
手で触っているウォーターポンプから異音が出ていました。
手で回すと、「キュルキュル」という異音が出ていました。
ムーヴの異音の原因は、ウォーターポンプからの異音でした。
ウォーターポンプの交換作業
では、ムーヴの異音の原因のウォーターポンプを交換します。
まずは、冷却水を抜きます。
次に、ウォーターポンププーリーを取り外します。
ボルト4本で止まっているだけなので簡単ですね。
ウォーターポンププーリーを取り外したら、ウォーターポンプ本体を取り外します。
こちらもボルト4本で止まっているので、簡単に取り外せます。
交換部品は、ウォーターポンプ・ウォーターポンププーリー・プーリーのボルト・Oリングです。
若干形が変わっているので、対策品になっている様です。
取り付けは取り外しの逆の手順で、ウォーターポンプを取り付けて
プーリーを取り付けて、
ベルトの張りを調整して、組み付けます。
ウォーターポンプだけピカピカですね。
最後に、冷却水を入れエア抜きをして完成です。
まとめ
今回は、ダイハツムーヴの異音でウォーターポンプを交換しました。
冷却水のエア抜きをして、漏れ・異音の確認をしましたが漏れも異音もありませんでした。
L175Sのムーヴのウォーターポンプはよく故障するのですが、実は保証での無償交換の対象になっています。
ただし新車から7年以内・10万キロ以下のお車が対象です。
お預かりしたムーヴは残念ながら保証対象外でしたが、ムーヴの異音でお悩みの方は保証が切れる前にお問い合わせする事をお勧め致します。
ムーヴ(ムーブ) L175S/L185S (対策プーリー付) 用 AISIN-製 ウォーターポンプ
弊社では異音の確認や保証の対象かどうかの確認をさせて頂いておりますので、お気軽に申し付け下さい。
ありがとうございました。
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