ホンダライフドライブシャフトブーツ交換
2021/12/05
みなさん、おはようございます。
北九州市八幡西区車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
台風も過ぎ去り、天気も良くなりましたね。
暑い日が続きますので、みなさんも熱中症などにお気をつけ下さい。
さて、今日ご紹介するテーマは『ドライブシャフトブーツの交換作業』です。
ドライブシャフトは、エンジンの出力をタイヤに伝えるシャフトです。
シャフトの両端はボールジョイント等になっていて、ブーツが付いています。
今回のドライブシャフトブーツ交換はアウターブーツ、タイヤ側のドライブシャフトブーツの交換です。
お車はH12年式ホンダライフです。
ドライブシャフトブーツを交換する事で、異音を防ぐ事ができます。
異音が出るとドライブシャフトブーツ交換では済まなくなるので、無駄な出費を抑える事ができます。
なぜならドライブシャフトから異音が出ると、ドライブシャフトを交換しないと異音は収まりません。
ですのでドライブシャフトから異音が出る前に、ブーツ交換をした方が良いという事です。
今回は、点検時にドライブシャフトブーツの破れを見つけました。
早速ドライブシャフトを取り外して、ブーツを交換します。
タイヤを外して、ブレーキャリパーを外します。
今回はナックルごと外します。
タイロッド、ロアアームなども切り離します。
ドライブシャフトがフリーになったら、ドライブシャフトの勘合部をこねて、ドライブシャフトを外します。
するとドライブシャフトが外れます。
破れていたドライブシャフトブーツがこちらです。
ここから水が入ってサビが出る、砂やゴミがボールジョイントに噛み込みます。
今回の破れたドライブシャフトブーツを外すと、
サビが出始めていました。
幸い現在は異音が出ていなかったので、ドライブシャフトブーツの交換だけで済みました。
古いグリスを拭き取り、新しいグリスを入れます。
新しいドライブシャフトブーツに交換します。
あとは元通り組み付けます。
ドライブシャフトを抜く時に、オートマチックフルードも抜けるので補充します。
最後にエンジンをかけてタイヤを回し、異常がないか確認して完成です。
今回ドライブシャフトブーツを交換しましたが、異音が出ている場合はドライブシャフトを交換しないと異音は消えません。
今回の様にブーツの破れに気付いた段階で交換すれば、高額のドライブシャフト交換にならずに済みます。
また異音もハンドルを切ると、カタカタ・コトコトとかなり大きな異音が出ます。
何より安心してお車に乗って頂けます。
ブーツはゴム製品なので、経年劣化で必ず破れます。
足回りには、他にもブーツがいくつも付いています。
いずれのブーツも、水やゴミが入らない様にしています。
サビで足回りの部品が抜け落ちて、ハンドル操作が効かなくなる事もあります。
そういった不安や心配がない様に、定期的に点検してお車の状態を確認する事が大事だと思います。
ありがとうございました。