トヨタプログレステアリングギアボックス交換
みなさん、おはようございます。
北九州市八幡西区車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
今日は『ステアリングギアボックスの交換、ハンドル操作時の異音』を
ご紹介します。
お車は、H11年式トヨタプログレです。
ステアリングギアボックスは、ハンドル操作をタイヤに伝える為の部品です。
ステアリングギアボックスが故障すると、異音やハンドル操作ができなくなる恐れがあります。
走行中に、ハンドルが効かなくなったら怖いですよね。
ステアリングギアボックス交換で異音は解消し、安心して乗れる様になりました。
今回のプログレは、ハンドルを切るとゴリゴリと異音が出ていました。
特に左前のタイヤ付近から、異音が出ていました。
ハンドルを切ってもらい確認すると、ステアリングギアボックスから異音がしています。
ステアリングギアボックス内部はギアになっているので、損傷すると異音が出ます。
走行距離も18万キロ走行しており、長期間使用した事によって磨耗し、異音が出たと思われます。
まだまだ乗られるとの事なので、ステアリングギアボックスを交換する事になりました。
このステアリングギアボックスは油圧式なので、オイルのパイプやホースを取り外します。
ハンドルと切り離し、タイロッドを切り離して、固定のボルトを外すと
ステアリングギアボックスが取り外せます。
今回は、リビルト品で交換します。
右がリビルト品のステアリングギアボックスです。
タイロッドエンド等を、リビルト品のステアリングギアボックスに付け替えます。
タイロッドを付ける時は、外す前の位置に組み付けます。
適当に付けるとタイヤが変な方向を向いたり、アライメントが狂ってタイヤの偏磨耗などに繋がります。
あとはステアリングギアボックスを車両に組み付けて
パイプやホースを組み付けます。
最後にオートマチックフルードを補充して、ステアリングギアボックスのオイルのエア抜きをします。
エアが抜けたら試乗して、異音の確認です。
異音もなくなり、オイル漏れもありませんでした。
本日は、ステアリングギアボックス交換をご紹介致しました。
今回の異音は、経年劣化が原因でした。
新車から10年以上経過していて、走行距離も18万キロ以上です。
これだけ走行していれば、不具合が出てもおかしくはないですね。
交換後は異音も無くなり、お客様も満足されていました。
何より安全に乗れる様になったので、満足されていました。
車の走行距離が多かったり車の年式が古いお車は、特にご注意下さい。
車が古くなったり走行距離が増えてくると、普段交換する消耗品などとは違う部品が故障しやすくなります。
例えば、
・ステアリングギアボックス
・エアコンコンプレッサー
・ベアリング
・ブーツ・パッキン
・コンピューター
などです。
まだまだありますが、消耗品とは違い部品の金額が高く、総額も高くなる場合があります。
お買い替えを検討されている場合は、買い替えも視野に入れて検討した方が無駄にならなくてよいかも知れませんね。
ありがとうございました。