ダイハツムーブのオイル漏れ
おはようございます。
北九州市八幡西区の車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
今日ご紹介するテーマは『ダイハツムーブのオイル漏れ』です。
お車は、H11年式ダイハツムーブです。
実際にお預かりしたダイハツムーブではないですが、写真を撮り忘れたので色違いのダイハツムーブを載せています。
ダイハツムーブのオイル漏れの状態
ダイハツムーブのオイル漏れは、12ヶ月点検中に見つけました。
エンジンのオイルパンが、エンジンオイルで汚れていました。
分かりやすい様にドレンボルト付近は、パーツクリーナーで清掃しています。
エンジンのオイルパンも怪しいのですが、ダイハツムーブは他にもよくエンジンオイルが漏れる場所があります。
ですので、そちらも確認する事にしました。
ダイハツムーブのオイル漏れの場所
ダイハツムーブでよくオイル漏れする場所は、オイルエレメントのステーです。
年式が古くなると、オイルエレメントのステーのゴムのOリングが硬化・劣化してオイル漏れを引き起こします。
では、今回のダイハツムーブのオイル漏れの場所をご説明します。
まずはグリルとフロントバンパーを取り外します。
グリル、バンパーを取り外すと、こんな感じです。
ダイハツムーブのオイルエレメントは、エキゾーストマニホールド付近に付いています。
そしてオイル漏れする場所が、こちらです。
オイルエレメント奥のひし形っぽいステーからよくオイル漏れします。
今回もこのステーのOリングから漏れていました。
写真は、清掃してした後なのでそんなに汚れていません。
ダイハツムーブのオイル漏れ修理
ダイハツムーブのオイル漏れの原因であるステーのOリングを交換するには、まずオイルエレメントを取り外します。
次にエキゾーストマニホールドの遮熱板のボルトを外し、遮熱板をずらします。
そしてステーを取り外します。
こちらも清掃してきれいになっていますが、実際には汚れています。
そして原因のOリングがこちらです。
取り外したOリングは、以外にも硬化はしていませんでした。
以前ブログでご紹介したダイハツムーブのOリングは、硬化してポキポキ折れました。
以前ご紹介したダイハツムーブの硬化したOリングは、こちらをクリック
ステーを取り外したら、取り付ける前にステーとエンジン側をきれいに清掃します。
取り付け後に確認しますので、清掃も大事ですね。
では、新品のOリングに交換します。
ステーを取り付けます。
新品のオイルエレメントを取り付けます。
あとは元通りバンパーやグリルを組み付けます。
最後に、エンジンオイルを入れて完成です。
まとめ
今回はダイハツムーブのオイル漏れで、オイルエレメントのステーのOリングを交換しました。
以前もH14年式のムーブで同様のオイル漏れで、ステーのOリングを交換しました。
ダイハツムーブでH11年~H14年位のお車では、よくある症状ですので注意が必要ですね。
以前のダイハツムーブも今回のダイハツムーブも、エンジンオイルの量が少なくなっていました。
漏れの量にもよりますが、エンジンオイル漏れを放置するとエンジンが焼きついて、高額の修理や代替に繋がります。
点検などでオイル漏れが見つかった場合は、症状がひどくなる前に早めの対策をお勧め致します。
ありがとうございました。
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