トヨタヴィッツのエンジンからの異音?
みなさん、おはようございます。
北九州市八幡西区車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
今日ご紹介するテーマは『トヨタヴィッツのエンジンからの異音?』です。
お車はH22年式トヨタヴィッツです。
先日、トヨタヴィッツのエンジンオイル交換でご来店頂いた際に、エンジン異音も確認してほしいとの事でした。
今回はお客様の質問などを交えながら、トヨタヴィッツのエンジンからの異音をご紹介します。
お客様『エンジンオイル交換をお願いしたいんですが、最近エンジンから異音がしてて、一緒に見てほしいんですけど。』
スタッフ『エンジンから異音ですか、エンジンをかけて異音を確認させてもらっていいですか?』
お客様『いいですよ。』
スタッフ『ガラガラ・ゴロゴロとエンジンから異音がしてますね、いつ頃から異音は出てますか?』
お客様『今日の朝から出始めましたね。』
『アクセルを踏んだらエンジンの異音が大きくなるんで、仕事が終わってからここまではゆっくり来ました。』
スタッフ『走りで気になる所はなかったですか?』
お客様『エンジンからの異音以外は問題ないと思います。』
スタッフ『走り以外でも何か気になった所などはないですか?』
お客様『ないと思います、エンジンから異音がするんで致命的な故障ですかね?』
スタッフ『エンジンのどこから異音がするのかによって変わりますね。お預かりして確認させてもらっても良いですか?』
お客様『お願いします。』
・トヨタヴィッツのエンジン異音の点検
では、トヨタヴィッツのエンジンからの異音の点検です。
ガラガラ・ゴロゴロとエンジンルームから、回転数に応じて異音が発生しています。
エンジンルームからの異音は、運転席側から聞こえます。
ベルトが掛かっているプーリーを1つずつ点検しました。
ベルトが掛かっているにも関わらず、1つだけ明らかにガタが確認できました。
こちらはウォータポンプのプーリーです。
下から見ると、こちらになります。
直接耳を当てて異音を聞けないので、鉄の棒を介して異音を確認します。
他のプーリーも同様に確認しましたが、ウォータポンプからの異音が一番大きかったです。
念の為に、ベルトを外してエンジンをかけてみると、異音は出ませんでした。
トヨタヴィッツのエンジンからの異音の原因は、ウォータポンプでした。
では、トヨタヴィッツのエンジンの異音の原因である、ウォータポンプを交換します。
ウォータポンプは、冷却水を循環させる部品です。
まず冷却水を抜きます。
ベルトは外していましたので、ウォータポンププーリーを取り外し
ウォータポンプ本体を取り外します。
取り外したウォータポンプを手で回すと、ゴリゴリと手に感触が伝わってきます。
ベアリングが悪くなっている様ですね。
あとはエンジン側に残っているパッキンを清掃して、新品のウォータポンプとパッキンを組み付けます。
取り外した部品を組み付けます。
冷却水を入れて、
エンジンをかけ、冷却水のエア抜きと異音の確認です。
トヨタヴィッツのエンジンからの異音の原因である、ウォータポンプの異音はなくなりました。
・まとめ
トヨタヴィッツのエンジンからの異音はウォータポンプからの異音でした。
他のプーリーから異音が出る事もあります。
テンショナー・オルタネーター・クランク・エアコンコンプレッサーなどのプーリーから出る事もあります。
どの異音も確認して、特定が必要になります。
異音は故障する直前や、故障のサインです。
放っておくと症状が悪化し、関連する部品も交換する必要が出てきます。
お車の異音に気が付いたら、すぐにご連絡下さい。
ありがとうございました。
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