ダイハツミラアヴィ給油口が開かない
おはようございます。
北九州市八幡西区車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
今日ご紹介するテーマは『車の給油口が開かないのでガソリンが入れられない』です。
お車はH17年式ダイハツミラアヴィです。
ガソリンスタンドで給油しようとしたが、お車の給油口が開かないという事でご来店頂きました。
実際に給油口の操作ノブを引いても開きません。
お預かりして、お車の給油口が開かない原因を点検します。
まずは、給油口裏の内張りを外します。
運転席付近からこちらまでワイヤーが通り、ワイヤーで給油口やバックドアを開けます。
この状態で給油口のノブを操作して作動確認すると、すぐに原因が分かりました。
このお車の給油口が開かない原因はこちらです。
矢印の箇所からワイヤーが見えていますが、本来は見えてはいけません。
プラスチックが折れ、固定できなくなり、給油口を開ける部品に力が伝わっていませんでした。
このままでは給油口が開けられないので、ワイヤーを交換する事になりました。
まずは給油口に繋がるワイヤーを外します、位置はこの辺りです。
ワイヤーを外します。
次はバックドアのワイヤーを取り外します。
最後に、操作するノブに繋がるワイヤーを外します。
サイドブレーキ付近に付いています。
カバーを外して、ワイヤーを取り外します。
ワイヤーはマットの下を通っているので、シートやマットをめくり
ワイヤーを取り外します。
すべて取り外したので、これから取り付けです。
まずバックドアのワイヤーが通る箇所はワイヤーを通しにくいので、古いワイヤーを外す時に針金を通しておき、そこに新品のワイヤーを固定して通します。
針金を引っ張ってワイヤーを通したら、バックドアロックを取り付けます。
あとは、給油口と操作ノブへワイヤーを通して完成です。
交換後は給油口も開く様になり、お客様も助かったと喜んでいらっしゃいました。
まとめ
今回はお車の給油口が開かないという事で、ガソリンが入れられなくなっていました。
ガソリンを入れに行って、気づいたと言っていました。
お車の給油口が開かなくなった原因は、プラスチックの劣化によるもので、交換しなければ症状は直りませんでした。
今回は給油口でしたが、同様のワイヤーは車にいくつか付いています。
エアコンのワイヤー式のものも、同様の不具合がありました。
新車から10年以上経過しているので、今回の様な劣化による不具合が起こります。
近い年式のお車にお乗りの方は、同様の不具合が起こりうるので注意が必要です。
今回の様な経年劣化を機に、お買い替えを検討するのも良いタイミングかもしれませんね。
ありがとうございました。
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