ダイハツムーブラテエアコンの効かない
おはようございます。
北九州市八幡西区の車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
毎日暑いですね、夏なので仕方ないですが・・・。
九州は梅雨明けした様で、これからが夏本番ですね。
体調には十分お気を付け下さい。
さて、今日はそんな夏によくお話を頂く事例をご紹介します。
今日ご紹介するテーマは『車のエアコンの効きが悪いダイハツムーブラテ』です。
お車はH17年式ダイハツムーブラテです。
お車のエアコンの効きが悪いとの事でしたので、お預かりして点検させて頂きました。
まず、エアコンのガスがしっかり入っているのかを、ゲージを使って確認しました。
左の低圧側が1.2kg/㎠、右の高圧側が7kg/㎠。
正常値が低圧側が1.5~2.5kg/㎠、高圧側が14~16kg/㎠なので、低圧・高圧共に低い値を示しています。
エアコンガスが少ない状態ですね。
これではエアコンの効きが悪いですね。
エアコンガスが抜けている様ですので、まずは目視でエアコンガスが漏れて射ないか点検しました。
すると、エアコンガスのパイプに漏れた後を見つけました。
コンデンサーという部品に繋がる所が、汚れています。
ここからエアコンガスが漏れていました。
このパイプとコンデンサーとの継ぎ目には、この様なOリングが付いています。
こちらを交換します。
ボルトを取り外し、
パイプを抜くと、
Oリングが出てきます。
合わせ面にもゴミが付着していたので、Oリングを交換する前にきれいにしてOリングを交換しました。
Oリングを交換したら、真空引きを行います。
エアコンガスが入りやすい様に負圧(真空)にします。
また、真空引きをして負圧を保持するかどうか確認して、他に漏れがないかの確認も兼ねています。
しっかり負圧を保持していましたので、エアコンガスを入れます。
エアコンガスは少なくても多くてもよくありません。
入れる量は、300±30gです。
エアコンガスを入れて、
ガス量をゲージで確認します。
低圧が若干高いですが、オッケーです。
エアコンもしっかり冷える様になりましたので完成です。
まとめ
今回は、エアコンの効きが悪いとの事でしたのでOリングを交換しました。
交換後は漏れも止まり、エアコンの効きも改善しました。
これから夏本番で、エアコンの効きが悪いとなると困りますよね。
今回のガス漏れでしたら、漏れた跡があり、早めに対策する事も可能です。
放置してエアコンコンプレッサーの焼き付きにも繋がり高額の修理となりますので、点検などでしっかりチェックしましょう。
ありがとうございました。
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