三菱アイエアバックのリコール暫定作業
みなさん、おはようございます。
北九州市八幡西区の車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
シルバーウィークも今日で最終日ですね。
仕事の方もいらっしゃっるかと思いますが、交通量が多くなっていますので運転には十分ご注意下さい。
さて、今日ご紹介するテーマは『エアバックのリコール暫定作業』です。
タカタ製のエアバックのリコール対象数がかなりの数になっていますね。
国内では800万台近くが対象になっています。
以前書いたタカタのエアバックリコールの記事はこちらをクリック
あまりの数のエアバックリコールですので部品の供給が追いついていない状況です。
その為、エアバックを交換するまでに暫定措置を取って対応しています。
今回ご紹介するのは、そのエアバックリコール暫定作業です。
お車はH15年式三菱 i(アイ) です。
今回もお客様からのお問い合わせなどを交えながらご紹介させて頂きます。
お客様『三菱からリコールのハガキが届いてるんですけど、これはどうしたらいいんですか?』
スタッフ『ありがとうございます、ハガキに書いてあるリコールの内容を教えて頂いてもよろしいですか?』
お客様『エアバックのリコールって書いてます。』
スタッフ『ありがとうございます、ではこちらで内容をお調べしますので、確認が取れたらまたご連絡致します。』
お客様『お願いします。』
スタッフ『お待たせしました、リコールの内容をお調べした所、今回のご案内はエアバックリコールの暫定作業でした。』
お客様『暫定作業って何ですか?』
スタッフ『はい、今回のエアバックのリコールは対象数が多すぎて部品の供給が追いついていない状況です。』
『エアバックの部品が入荷するまでの間、エアバックが誤作動で開かない様にする部品を取り付ける作業になります。』
お客様『そうなんですね、どうしたら良いですか?』
スタッフ『当社で作業できますので、お車をお預かりさせて頂きます。』
お客様『じゃあ、お願いします。』
スタッフ『ありがとうございます。』
お車をお預かりしてエアバックリコール暫定作業を行います。
まずはエアバックが誤作動しない様にバッテリーのマイナス端子を取り外します。
次に、グローブボックスやオーディオ廻りのパネルを取り外します。
グローブボックスがあった箇所を覗くと、
エアバックのハーネスが出てきます。
この配線にダミーの抵抗を取り付けて、エアバックが開かない様にします。
コネクターを切り離して、
エアバック側のコネクターにカバーを被せます。
車体側のハーネスにはダミーの抵抗を取り付けます。
配線を取り廻して、タイラップで指定の位置に固定します。
この作業が終わったら、組み付けて、エンジンをかけてチェックランプが点灯しないか確認します。
最後にサンバイザーに警告ラベルを取り付けて完成です。
エアバックのリコールは、対策品のエアバックが入荷したら、再度お預かりして交換する流れとなります。
お客様には大変ご迷惑をおかけしますが、エアバックの誤作動で死亡事故にもなっていますので、お早めの作業をお願い致します。
また、対象かどうか分からない方がいらっしゃいましたら、是非お問い合わせ下さい。
ありがとうございました。