日産セレナFC26のバッテリー交換にはご注意!
おはようございます。
北九州市八幡西区の車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
台風12号がやって来たというのに、たいして強風でもなく雨も降らず台風らしくなかったですね。
被害がないのが一番なんですけどね。
さて、今日ご紹介するテーマは『日産セレナのバッテリー交換、FC26の注意点』です。
お車はH24年式日産セレナハイウェイスターです。
今回は、アイドリングストップ警告灯が点滅したセレナのバッテリー交換の作業です。
最近の車はいろんなシステムが装備されていて、バッテリー交換も昔の様にただ交換すれば良いというものでもなくなってきました。
ご自身でバッテリーを交換される方もいらっしゃるかと思いますので、ご参考にされて下さい。
一度バッテリーが上がり、ブースターケーブルでエンジンを掛けましたがアイドリングストップ警告灯が点滅して消えませんでした。
点灯ではなく、点滅です。
警告灯が点滅してからは、アイドリングストップは作動していない状態でした。
診断機を使い故障コードを点検すると、電源電圧降下でいくつかのコードを拾っていました。
充電状態は問題なかったので、バッテリー交換をしました。
今回のバッテリーは、アイドリングストップ専用バッテリーを使用します。
このセレナには、S-95という種類の専用バッテリーです。
専用ではないバッテリーを使用すると、半年でバッテリーが上がるといった事例もあるので、必ず専用バッテリーを使用して下さい。
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バッテリーを交換したら、ここからが大事です。
今回のセレナはコンピューターでバッテリーの状態を見ていて、コンピューターにデータを残しています。
そういった情報を基にアイドリングストップをON/OFFしています。
ですので、コンピューターのデータをリセットしてあげないと正常にアイドリングストップしなくなるのです。
診断機を繋いで、データのリセット作業が必要になります。
この作業が済んで、ようやく完成です。
まとめ
今回はバッテリー交換をご紹介しました。
めずらしいというのか面倒というのか、他の車種も同様のリセット作業が必要になってくるのかもしれませんね。
このリセット作業は専用の診断機が必要なので、ご自身でバッテリー交換される方はご注意下さい。
また今回のセレナは、オルタネーター(充電装置)のリコールがありましたので交換しております。
充電されなくなる様で、バッテリーが上がった原因はオルタネーターが原因かもしれないですね。
ただバッテリーは4年使用していて、寒くなる前に交換する予定でした。
アイドリングストップ車のバッテリーの交換目安は、3年です。
しばらく交換されていない方は、バッテリー上がりしない様に定期的な交換をお勧め致します。
ありがとうございました。
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