日産キャラバンベルト鳴きの原因はオートテンショナーでした
おはようございます。
北九州市八幡西区の車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
今日ご紹介するテーマは『日産キャラバンオートテンショナーからの異音』です。
お車はH20年式日産キャラバンです。
今回お預かりした日産キャラバンは、エンジンをかけると『ギャー』という異音がするとの事でした。
エンジンをかけて異音を確認すると、エンジンルームから大きな異音が出ています。
エンジンの回転数を上げると、回転数の上昇に応じて異音が大きくなるといった症状でした。
結果から先ににお伝えすると、今回の異音の原因はこちら。
テンショナーです。
このテンショナーにはダンパーが付いていて、ベルトの張り調整が不要なオートテンショナーです。
ベルトがかかるプーリーのベアリング不良で、エンジンの回転数に応じて異音が出ていた様です。
テンショナーを手で回しただけで『シャー』という異音が出ていていました。
今回はテンショナーを新品に交換します。
ご覧の通り、右が新品のテンショナーで左が取り外したものです。
新品のテンショナーを取り付けて
取り外したベルトを取り付けます。
最後にエンジンをかけて、テンショナーから異音が出ていないかを確認して完成です。
まとめ
今回はエンジンをかけると異音がするとの事で、テンショナーを交換しました。
テンショナー交換後は異音が出る事もなく、エンジンの回転数を上げても『ギャー』という異音は出ませんでした。
今回の日産キャラバンは走行距離が10万キロを超えていました。
10万キロを目安に今回の様なテンショナープーリーが原因で異音が出る事はよくあります。
早い方で5万キロ前後で異音が出た事例もありました。
走行距離が10万キロ前後の方は、特に異音が出る可能性が高いのでご注意下さい。
またテンショナーのプーリー以外にも同様のプーリーがいくつも付いています、例えば
・ウォーターポンプ
・エアコンコンプレッサー
・オルタネーター
・クランク
・カム
・タイミングベルトテンショナー
などベルトがかかっている箇所が対象です。
分速で何千回転もする箇所ですので、使用すれば必ず痛んでくる消耗品です。
走行距離が多い方は、ご注意下さい。
最後に、異音が聞こえたら無理をせずにお車を止めてご連絡・ご相談下さい。
例えば上記で挙げたウォーターポンプは、壊れた部品がエンジン内部にまわり、ダメージが大きくなる場合もあります。
結果高額の出費となる事もあるので、お早めにご相談下さい。
ありがとうございました。
こちらのフリーダイヤルは車検予約専用です、お問い合わせの方は093-631-1104までお問い合わせ下さい。