ダイハツムーブ集中ドアロックでバックドアだけ反応しない理由
みなさん、おはようございます。
北九州市八幡西区の車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
今日から10月です、あっという間に9月が終わりました。
秋らしくなって、朝晩は肌寒くなってきましたね。
季節の変わり目は体調を崩しやすいので、お気をつけ下さい。
さて、今日ご紹介するテーマは『集中ドアロックのバックドアだけ動かない』です。
お車はH14年式ダイハツムーブです。
お客様からお問い合わせを頂き、お預かりさせて頂きました。
今回のお車は、仕事でトランクに荷物を入れているので、出し入れでよくトランクを開閉するとの事でした。
今回もお客様からのお問い合わせや質問を交えて、ご紹介します。
お客様『仕事中に気付いたんですけど、トランクだけ集中ドアロックが効かないんです。』
スタッフ『バックドアの事ですね、バックドアのカギ穴にカギを挿しても動きませんか?』
お客様『カギでは動きます。』
スタッフ『室内からロックはできましたか?』
お客様『室内からロックは動きました。』
スタッフ『ありがとうございます、ではキーレスや集中ドアロックで動かないという事でよろしいですか?』
お客様『はい、そうです。』
スタッフ『では、お預かりして確認させて下さい。』
お客様『お願いします。』
お車をお預かりして、点検しました。
症状はキーレスや集中ドアロックが効いていなくて、手動ではロック・アンロックできる。
バックドアだけ不具合があり、バックドアのロックが電気的に故障している様な感じです。
内張りを外して、テスターで点検します。
ドアロックアクチュエーターの配線をテスターで点検すると、電源が全く来ていませんでした。
ドアロックアクチュエーターの配線を追いかけていると、原因が分かりました。
原因はこちらです。
ドアヒンジ近くの配線が、1本きれいに切れています。
この配線はドアロックアクチュエーターの電源線で、これが集中ドアロックでバックドアだけ反応しない原因でした。
他の配線には、擦れたり切れ掛かっているものは無く、問題ありませんでした。
配線を繋ぎなおしてキーレスや集中ドアロックを確認すると、しっかり作動する様になりました。
しかし、再発しては意味がありません。
ドアヒンジ付近を通る配線は、開いた状態で少し配線が余り気味になっています。
閉める時に、余った配線がドアヒンジ付近で、ヒンジに当たったり挟まったりしている様な感じです。
配線の長さを調整して、ヒンジ付近に当たらない様にして完成です。
今回のお客様はトランクに荷物を積んでいるので、バックドアの開閉回数がとても多いです。
そこに、バックドアの配線がたわんで、部品に当たったり挟まったりして配線が切れた様です。
荷物の出し入れがあり、セキュリティー面でも心配されていたので、すぐに解決できてよかったです。
ありがとうございました。