ダイハツムーブ車の鍵が抜けない
『エンジン切っても車の鍵が抜けないんで見て欲しい』
お客様からお問い合わせを頂きました。
お出掛けからの帰りに鍵が抜けない症状が出たようです。
おはようございます。
北九州市八幡西区の車検専門店ヤハタ自販株式会社です。
今日ご紹介するテーマは『車の鍵が最後まで回らず抜けない』です。
お車は、H8年式ダイハツムーブです。
出先で鍵が抜けないとなると、鍵も閉められず車も持っていかれるので大変です。
お預かりして鍵が抜けない原因を点検します。
まずは、鍵が抜けない症状を確認します。
ACCの所で鍵が止まり、LOCKまで回らないので抜けない状態です。
車の鍵は、シフトがパーキング(P)で鍵が抜ける様になっています。
キーシリンダ本体の異常か、シフトがパーキングに入っていると認識されてないか、この辺りを点検します。
先に、シフトがパーキングに入っていると認識されているか確認します。
ハンドル周りのカバーを取り外して、
シフトからキーシリンダーまで繋がっているワイヤーを確認しました。
ワイヤーを確認していると、鍵が抜けない原因が分かりました。
プラスチックが付け根から折れていました。
この部品は、シフトからキーシリンダーのワイヤーの中間に付いている部品です。
プラスチックが折れ、シフトをパーキングに入れてもワイヤーの力が正常に伝わらなくなっていました。
これでは鍵がLOCKの位置まで回らず、鍵が抜けません。
ちなみに、シフト側はレバーに連動する様に付いています。
試しに折れている箇所を固定しパーキングに入れると、鍵は抜けました。
交換作業は、古いワイヤーを取り外し、マットの下にワイヤーを這わせながらシフト側、中間点、キーシリンダー側を取り付けるだけです。
まとめ
今回は、お車の鍵が抜けないとの事でシフトからキーシリンダー間のワイヤーを交換しました。
交換後は、鍵もLOCKの位置まで回り、鍵が抜けない症状は解消しました。
取り外した部品を見てみると、キーシリンダー側のプラスチックも折れていました。
H8年式で新車から20年経過していますので、プラスチックは劣化して脆くなります。
特にダイハツ車のワイヤーは、今回の様なプラスチックの折れ方が多いです。
ダイハツミラのプラスチックの折れについてのブログは、こちらをクリック
経年劣化ですので、今回の様に急に症状が出ます。
おかしいなと思ったら、いつでもお問い合わせ下さい。
ありがとうございました。
こちらのフリーダイヤルは車検予約専用です、お問い合わせの方は093-631-1104までお問い合わせ下さい。